こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツ、
そして、機材についての初心者向けの解説などをまとめています。
今回はTwitterで質問を受けた以下の内容に回答していきます。

AG03MK2を買おうと思うんだけど、他に買わないといけないものってある?

OK!やりたいことに合わせて紹介していくね!!
配信の定番機材、YAMAHAのAG03MK2・AG06MK2ですが、本体以外にはUSBケーブルしか付属していません。配信をするならマイクなど、他に必要な機材がありますよね。
今回は必要なモノを機材初心者が悩んだり失敗しやすい点をピックアップしながら紹介させていただきました。ぜひ参考にしてみてください。
『まだAGMK2シリーズの音が確認できてない!』という人はコチラの記事をご覧ください
- AG03MK2・AG06MK2で使えるマイクやケーブル類
- 機材購入時に陥りがちなトラブル
では早速見ていきましょう。
マイク関連製品

まず、マイク関連で必要なモノを紹介していきます。
マイク本体
まずマイク本体です。コンデンサーマイクとダイナミックマイクがありますね。
違いはおおまか以下のような感じです。
- 堅牢で耐久性が高い
- コンデンサーマイクより安価なモノが多い
- ファンタム電源不要
- マイクの近くの音のみ集音する
- ダイナミックマイクよりも解像度の高い音
- 取り扱いに注意が必要
- ファンタム電源が必要
※ヘッドセットも接続は出来ますが音質はよくないため今回は紹介しません。
安く済ませたい場合や、屋外で使用することを想定したらダイナミックマイクがいいでしょう。
逆に、屋内でしか使用しない配信者には、音の解像度が良いコンデンサーマイクが人気です。
その中でもAT2020は雑談・歌問わず多くの配信者に使用されています。
また、ダイナミック・コンデンサー以外の違いとして、接続端子に気を付けましょう。
AG03MK・AG06MK2では、USBマイクを使用することが出来ません。USBマイクと書かれているものは避けましょう!
USBマイクを買って失敗したという話は本当に多いです。
購入時は【接続端子:XLR】 というような書かれ方をしているマイクを選びましょう。
ショックマウント
ショックマウントは振動音などを抑制するために使います。マイクスタンドに体がぶつかったり、床が揺れたりすると振動音がダイレクトにマイクに乗ってしまい、これがなかなか厄介です。
それを防ぐためにあるのがショックマウントです。基本的にはマイクにセットになっていることが多いので付属のものを利用する形でよいでしょう。
↑ばら売りだと割と高いです。合わせて用意しないことがちょっとした失敗みたいなものですね。
ケーブル
マイクとAG06MK2の接続にはマイクケーブルが必要です。
マイクケーブルを選ぶ際に気にするべきポイントは、「端子」と「長さ」です。
ケーブル端子はマイクに合ったものを選びましょう。XLR端子のマイクはXLRケーブル(キャノンケーブル)を用意すればOKです。AGシリーズもXLR端子が刺さるようになっています。
また、長さですが、マイクケーブルの長さは長すぎると邪魔になりますが、短くても配線がしにくいので、自宅の環境に合わせて選びましょう。
意外と長さが足りなくなるケースもあるので、少し余裕のあるサイズを選びましょう。私は2-3mぐらいをよく利用しています。
ポップガード
コンデンサマイクを使用する場合はポップガードを用意しましょう。ポップガードがないと、ボフッという不快なノイズが多く入ってしまいます。必ず使用するようにしましょう。
ダイナミックマイクだとウインドスクリーンが中に入っているのでポップガードを使う必要はありません。
ポップガードのサイズは12cm~18cmぐらいが使いやすいでしょう。
マイクスタンド
ダイナミックマイクは手持ちで使うこともありますが、配信で使うのであれば、基本的にどのマイクも使う場合もスタンドは必須です。
種類はおおまか3種類から選びましょう。それぞれ購入時に失敗しやすい部分を書いてみました。
- デスクアーム・・省スペース。ただ、マイクの重さによっては垂れ下がり使えないことも。耐荷重や机の厚みに注意。
- 卓上スタンド・・場所を選ばないため手軽。安定感はないので重いマイクを取り付けると倒れる可能性あり。動かしにくい
- ブームマイクスタンド・・床置き。大きいのでスペースを取る。稼働幅が広く、楽器録音などでは使いやすい。
デスクアームが安物で倒れるとか、机が薄くて挟めなかったなど失敗談はわりと聞きます。スタンドの購入は注意をしましょう。
ちなみに私は以下の記事で紹介したデスクアームスタンドを利用しています。


なんだかマイクだけでもいっぱい必要だし高いね・・

そんな人はセットがオススメだよ!
私も配信用で利用しているBOYAのBY-M800ならケーブル、ポップガード、ショックマウントも全て揃うので入門マイクにお勧めです。(BY-M800のレビュー記事)
費用を安く抑えたいならセット商品を選ぶとよいでしょう。
配信用スマホとの接続ケーブルと電源

AGMK2シリーズはiPhoneやiPadとも接続できるようになっています。
iphone用ケーブル
接続のためにはUSBカメラアダプターを経由する必要がありますが、これが結構高いです。
ちなみにapple以外が出している製品もあるのですが、apple純正以外を購入して動作しなかったという失敗談をわりと耳にします。不安な方は純正品を選ぶようにしましょう。
Android用ケーブル
またメーカーの動作保証外にはなりますが、私と同じOTGケーブルでAndroidとの接続をテストしたい方はこのケーブルがオススメです。(その際、AGMK2には外部電源が必須です)
繰り返しますが、Androidとの接続は自己責任でお願いします。
AGMK2用の電源
AGMK2シリーズはバスパワーと言って、USB接続した機器の電力を使って動作します。しかし、PCとの接続では問題はないのですが、スマホ単体ではバスパワーでの稼働ができない場合があります。
その場合は外部電源を取り、セルフパワーでの起動をしましょう。音質にこだわったり、動作の安定を求める方にもお勧めです。
↓のような5V 1A以上の規格のものを利用しましょう。
BGMを流すための配線ケーブル

BGMを流すための配線ケーブルを紹介します。
AGMK2シリーズにはループバックと呼ばれる機能ついているため、配信端末でそのままBGMを流すことが出来ます。
ただ、配信端末で別の作業をしながらBGMを変えたり、SEを流したりする場合には他端末があった方が便利な状況も多々あります。
なので配信端末以外のスマホやPCを持っている方は以下のような3.5mmのミニプラグ端子で接続しましょう。
当然ですがBGM用端末にミニプラグが無ければ使えませんので注意してください。
また、AGMK2シリーズは4極対応しているので、ミニプラグも4極と記載されているものを選びましょう。
モニター関連機器

ここでいうモニターとは音声の確認のことです。ヘッドホンやイヤホン、スピーカーなどとの接続に必要なモノを見ていきましょう。
イヤホン・ヘッドホンとの接続
AGMK2シリーズにはフォーン端子以外にヘッドセット用の接続端子があり、通常のイヤホンなどでモニターが出来るようになっています。そのため、特に変換プラグなどの必要はないです。あえて言えば配信気分を高めるためにヘッドホン新調するぐらいでしょうか。
フォーン端子があるので、以下のような変換アダプターを使っている状態で接続も可能です。
スピーカーとの接続
スピーカーとの接続端子はAGMK2側はTRSフォーンです。あとはお持ちのスピーカーの接続端子を確認して購入しましょう。
他にも分からないことがあればTwitterなどでお気軽にご相談ください!
まとめ
今回はAG03MK2・AG06MK2を使う際に必要な機材をまとめました。他にも当記事では機材や配信初心者向けの記事を用意しているので他の記事も参考にしてみてください。
↓ポップガードとウインドスクリーンの違い
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