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【初心者セットはNG】アコギと一緒に買うものリスト

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こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツなどについてまとめています。

先日ツイッターでこういった質問を受けました。

アコギを始めるときに必要なものを教えてほしいよ!初心者セットで大丈夫かな?

じゃあ今回はギターを始めるときに必要なモノを解説していくね!ちなみに初心者セットの付属品は割高なことが多いからおすすめはしないよ!

ギターを始める際に、ギター以外の何が必要か分からない方向けの記事となっています。または、ギターを買った後にも備品の買い替えを考えている方にもお勧めできる記事となっています。

長くギターをやってきた経験から、安物で済ませてもいいモノや、ある程度の金額のものを買うべき備品など、本当にコスパのいいグッズも理由付きで紹介いたします。

では、必要性が高いものから順番に見ていきましょう。

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優先度高 必須の備品

まずは、ギターと一緒に必ず買うべき備品の紹介です。

チューナー

ギターは弦楽器の為、毎回演奏前にチューニングと呼ばれる、音を合わせる作業が必要になってきます。その音を合わせる際に、機械で音程を計ってくれるものが必要になります。

そして、チューナーは安物を使ってはいけません。

初心者セットに付属のものだと感度や精度が悪いものが多く、音が正確に合わないのです。
そのため、練習時に変な響きがしても、コードの抑え方が間違っているのか、チューニングが違うのか判断できなかったり、変な音で覚えてしまったりします。

これから買う方や、まだ初心者セットのチューナーを利用している方は、正確な音感を養うためにも、YamahaかKORGといった信頼できるメーカーのものを使いましょう。

おすすめ予算 2000~3000円

以下に私が利用している二つのオススメチューナーを紹介します。

Yamaha TDM-700

 

このチューナーはかなり細かくリズムを指定できるメトロノーム機能がついていて、練習時に非常に役立ちます。外部の音と、シールドを繋いだ音の両方のチューニングが出来ます。そのため、ギター以外の楽器も使う方にもお勧めです。

KORG AW-LT100G

 

これはクリップタイプのチューナーです。

クリップチューナーとは?

ギターのヘッド部分にクリップのように挟んで利用するもので、スタジオや野外など他の音を拾ってしまいチューニングがしにくい環境でも、シールドケーブルを繋がずに手軽にチューニングできる優れものです。

クリップタイプの弱点として、ボタン電池などが使われていて電池の買いにくさが挙げられますが、このAW-LT100Gは、クリップタイプには珍しい単四電池で動くためストレスフリーです。また、首の可動部も安物だとすぐにダメになってしまいますが、こちらは2年以上使っても弱らず丈夫なままです。

チューナーは安物がダメなのね!どっちか一つで良いのかな?どっちがいい?

ギターにしか使わないなら、クリップチューナー1つで良いと思うよ!

ギタースタンド

ギタースタンドは練習中に一時的に置いたりする際に必要となってきます。毎回ケースにいれるのは手間なのと、そのまま置いておくのは危険なため必ずギタースタンドを使いましょう。
ただ、必須ではありますが最初はそこまでお金をかけなくていいものです。初心者セットのもので問題ありません。
高額なギターを買った際にいいものを買えばいいので、持ち運びにも使えるコンパクト型をお勧めします。

おすすめ予算 0円(付属品)~2000円

以下におすすめ商品を貼っておきます。

OnStageStands GS7655

  

こういった折り畳みが出来るコンパクトタイプは、持ち運び用として末永く利用できますので安価でも腐らない一品です。家でも練習の時だけ広げればいいので場所を取らないのがいいですね。

HERCULES GS414B PLUS

 

最初から高額なギターを買った方は、こういったネックが固定できる安定感があるものを利用することをお勧めします。場所は取りますが、大きめな地震がきても安心なのと、かっこいいスタンドはなによりモチベーションの増加にもつながります。

ピック

ピックはストローク演奏時に使うものです。材質、形、厚みで非常に沢山の種類があります、いろいろ試して自分に合ったものを探していきましょう。
ただ、もちろん最初はなにも分からないかと思うので、私のオススメを紹介いたします。
アコギに関して言えば『ティアドロップ型』1mmのものと、0.7mm前後のものが1種ずつあるといいかと思います。薄い方がストロークがしやすいのですが、あまり柔らかいとレッスンを受けていなければ悪い癖がつく可能性があります。薄いピックを買っても、必ず1mm以上のサイズでも練習しましょう。

おすすめ予算 100~500円

JimDunlop Tortex

JimDunlopのTortexと呼ばれるシリーズはストローク演奏がしやすく耐久性も高いギターピックです。ちなみに私は0.5mmと0.73mmのものを愛用しています。
ピックは失くしてしまったり、常用していると削れて使えなくなるのでしまうので同じ種類を2つずつぐらい買ってもいいかもしれません。いずれ沢山買うことになりますからね。
私は始めたての時に2枚しかないのに両方なくしたことがあり、買いに走った記憶があります。

走るのは得意だよ!

そっか・・

ギター弦

ギター弦も材質やサイズ、ブランドによって音質や金額に差が出ます。ピックと同じく自分の好みのものを見つけていきましょう。
とはいっても、やはりこれも初心者が選ぶには種類が多いので定番の弦を紹介いたします。

おすすめ予算 1800円 (3か月に1回交換)

ELIXIR NANOWEB (エクストラライト)

 

コーティング弦でトップシェアを誇るエリクサー弦、それのエクストラライトケージがオススメです。エクストラライトは一番細い弦の為、コードを押さえやすく演奏しやすいのが特徴です。音は細くなりがちですが、最初の1年間は演奏のしやすさを重視しましょう。

コーティング弦とは?

コーティング弦はギターの弦全体をコーティングし、巻き線の表面だけでなく巻き線の隙間にもゴミが付着しにくくなっており、弦が汚れて音色を損なわないようになっています。そのため、通常弦の寿命が手入れをして2~4週間に対し、コーティング弦は3か月ほど長持ちします。

普通の弦の3倍ぐらいの値段するけど、計算したらコーティング弦の方がコスパ良さそう!

そうだね!弦交換の手間が少ないことを考えてもコーティング弦がおすすめだよ!

エリクサーはテイラーやアイバニーズといった有名ギターメーカーの出荷時用の弦としても採用されており、プロも愛用している品質の高いものです。私もアコギ・エレキ両方ともエリクサーを利用しています。

ストラップ

ストラップとは立って演奏する際に使う肩に掛けるベルトのようなものです。正直、座って引くだけであれば必要はないので優先度は高くないように見えます。ただ、立って演奏するときに使うだけではなく初心者の頃はフォームチェックや落下防止にも使えるので座って演奏するときも必ずつけて練習しましょう
洋服などと同じでデザインと材質での金額の違いがあります。ストラップはギターが変わっても使いまわせるので、好みのものを買いましょう。特に好みがなければこれも初心者セット付属品で十分です。

おすすめ予算0円(付属品)~お好みで

ERNIE BALL POLYPRO STRAPS

 

ギター弦やアクセサリーで有名なアーニーボールの製品です。色合い的にアコギならこういった茶色が合わせやすくて好きです。

必須品ってことは大体ここまであればOKってことでいいの?

そうだね!最初はこれだけあれば困らないかな!次の項目でも、人によっては必需品になるものを紹介するから必ず確認してみてね!

では、次はなるべく早めに揃えたい便利なグッズを紹介していきます。

優先度中 できれば最初に買いたい

次は、できれば最初に合わせて用意した方が良い物を紹介します。

カポタスト

カポタストはキーを変更するものです。コードの抑え方を変えずにキーを変えられるので、弾き語りをする人なら必須になります。最初に買いましょう。そうでなければ練習が軌道に乗って数曲弾ける頃に買うでも問題はありません。
ただ、注意してほしいのはこれは安いものは絶対にダメです。弦に触れる部分が弱って長く使えなかったり、硬くて使いにくかったりします。経験からいうとカイザーもきついです。

おすすめ予算 1500~4000円

SHUBB L1

 

SHUBBは私が愛用しているブランドです。アコギをはじめに買ったときから利用していますが、壊れていません。驚きの耐久力です。カポタストを付けたときの音程の狂いも発生しにくく、多くのプロも愛用しています。正直コレが一番実用的です

カイザー KG6

  

カイザーもSHUBBに次いで有名なカポタストブランドです。こちらはルックスと装着のしやすさ等に軍配が上がります。
ただ、弦に触れる部分の材質がSHUBBと比べると硬く、摩耗していった際に音のつまりが発生しやすいです。無名ブランドのカポタストうよりは品質がいいですが、SHUBBよりは耐久性が低い、というのが感想です。私も1本持っていますが、角度によっては音が詰まっていてそろそろ寿命を迎えそうです。
ただ、その独特なルックスやカラーバリエーションの豊富さからカイザーも根強い人気があります、選択肢に上がるでしょう。

カイザーかっこいいね・・・!

うんうん!一度はつけてみたくなるカポだよね!

ストリングワインダー

弦交換の味方、ストリングワインダーです。これがあるかないかで弦交換の速度が劇的に変わります。もちろん、最初に弦を交換するときは何があっても難しいものですが、2回目以降で手順に慣れたら間違いなくあった方がいいものです。値段も比較的安価です。初心者セットにある付属品でも効果は十分です。

おすすめ予算 0円(付属品)~600円

持っていない方向けに、オススメ商品を貼っておきます。

タカミネ TW-1

 

こういった安いものでも一個あるだけで全然違います。持ってないひとは2回目の弦交換の時には用意しておくとよいでしょう。樹脂の質的に耐久性は高くないですが、弦交換の時しか使わないので意外となんとかなります。

Planet Waves PRO-WINDER

  

これは私が利用しているものです。ペグ回しとナット外し、それから弦を切るニッパーが一体型になっており、持ち運び用としてギターケースに入れています。
ニッパーを持ち歩くのは大変なので、これ1つで完結するのはスペースも取らずありがたいものです。

Tone Finger-ease

 

フィンガーイーズはギター弦に吹きかけ、弦の保護と指の滑りをよくするものです。ソロギターなどの演奏をする方やコーティング弦を利用しない方は使った方がいいでしょう。私も愛用していますが、毎日使ったとしても1本で半年以上は持ちます。

カポは安いのダメ、ワインダーは安いので良い!フィンガーイーズはあったら便利・・!

落ち着いて!最後にチェック項目まとめるから一気に覚えなくても大丈夫だよっ!

優先度低 基本的に最初に買わなくてもいい

最後は優先度の低いものを解説します。無駄な出費を控えるために最初に買わなくてもいいものはしっかり把握しましょう。また、どういった際に購入すべきかも説明していきます。

ギターケース

基本的には付属のもので良いですが、安いギターの付属ケースだとペラペラで持ち運びには不安です。頻繁に持ち歩くのであれば耐久性の高いケースへの買い替えをすると良いでしょう。
高いギターを購入した際には、相応のハードケースが付属するかと思うので基本的に別途購入する機会は低いです。

Ibanez(アイバニーズ) / IAB541

 

最近はこういったオシャレなギグバッグも出てきましたねIAB541はハードケースではないですが、ソフトケースの中では耐久性が高く人気の商品です。

わあ!かわいい!優先度低いけど欲しくなっちゃう!

うん、えっと、モチベーションに繋がるものは優先度上げちゃおー!


当然ですがギターによってボディサイズが違うので買う時にはサイズを確認して購入しましょう。

ギターポリッシュ・クロスなどのメンテナンス用品

ある程度のギターであればメンテナンスはしておきたいですが、入門用の安価なギターであれば布で乾拭きするだけで十分です。(水拭きや洗剤はNG)布は柔らかい綿100%の布であれば何でも大丈夫です。

高いギターを買ったときに揃える程度で十分でしょう。ただ、もちろん愛用のギターを大事にしたいという場合は使ってもよいかと思います。

Ken Smith Pro Formula Polish

 

もしメンテナンス用品を買うならこちらがお得でしょう。定番ポリッシュにクロスが付属セットでついてきます。

いろんなグッズがあるんだねー!

そうだね!最初はいろいろ迷いがちだけど、この記事をじっくり読み返しながら順番に揃えていくといいよ!

はーい!

まとめ

●必須 予算8000円ぐらい
  1. チューナー・・・・2,3000円のものでYAMAHAかKORGがオススメ
  2. ギタースタンド・・安くていい。コンパクトタイプがオススメ
  3. ピック・・・・・・0.7mmや1mmのティアドロップ型がオススメ
  4. ギター弦・・・・・コーティング弦でエクストラライト(サイズ)が良い。
  5. ストラップ・・・・初心者セットのものでいい。なければ用意する
●ほぼ必須 4000円前後
  1. カポタスト・・・・・・・SHUBBがいい。コスパが落ちるがカイザーも選択肢。あとから必ず買うことにはなる。
  2. ストリングワインダー・・安くてもいいからあると便利。ただ、使う頻度は少ない。
  3. Tone Finger-ease・・・あると便利。弦も長持ちするので値段に見合った活躍をする。コーティング弦を使わないなら必須。
最初はいらない
  1. ギターケース・・・・・外に持ち出す機会が多い&付属のケースの質が悪い場合に用意する。
  2. メンテナンス用品・・・ある程度のギターを買った場合には用意する

付属品も揃えると高いね・・!

うん、でも初心者セットのカポやチューナーは早いうちに買い替えることになるからね・・。長年使えるモノの方が買い替えがなくて最終的なコスパは良いよ!

なるほどー!確かに抱き合わせのセットだと材質がよくなかったりすることはあるから・・。それを考えたら本当に初期の費用だけで済む、ってことね!

アコギに必要な備品は分かりましたでしょうか。備品は通販の方が安いことが多いので、通販がおススメです。良い品質のものを揃えてギターの上達をしていきましょう!

チューナーのオススメ記事なども書いています。

※ちなみにアコギをまだ買っていない方で興味がある方はこちらの記事も見てみてください。