こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツ、
そして、機材についての初心者向けの解説などをまとめています。
今回はTwitterで質問を受けた以下の内容に回答していきます。

配信や撮影用にコスパの良いライトはないかなぁ?

OK!今回はコスパが良くて光量のしっかり確保されているライトを紹介するよ!
配信や動画撮影の際に使うライトは一体どういうものが良いか悩みますよね。特に光量を気にすると、値段が上がりやすく『ライトにそこまで予算を割けない・・』という方も多いかと思います。
今回は低価格なのに本格的な照明器具と遜色ないライト、NEEWERのLED NL660を購入したのでレビューしていきます。
- 照明を買う時にチェックするポイント
- NEEWER LED-NL660のスペック・使い方
- NEEWER LED-NL660のレビュー
照明を買う時にチェックするポイント

まずは照明を買う時にチェックするポイントをおさらいしていきます。
光量
ある程度距離を取っての撮影の場合、リングライトだと光量が足りなくなる心配などもあります。そのため、光量が十分なモノを選びたいところです。
しかし、光量が多いものは値段が高くなりがちです。とはいえ、中途半端なものを買ってしまうとライトの意味があまりなくなってしまう等、難しい部分です。ただ、初めてのライトなら光量はとても重要な要素となります。
光の色味『色温度』
光の色味は色温度と言われています。この色温度を示す数値がケルビン(K)です。数値が低いほど赤い色味、高いほど青みがかった色味になります。
ケルビンごとの大まかな分類は以下です。
- 電球などのオレンジがかった色 2700〜3200K
- 白色蛍光灯などの白い光の色 4000~4500K
- 昼間の太陽光のようなの光の色 5300~5600K
用途が決まっていれば色味が一定のものでもよいですが、用途が定まっていないときはある程度色が変えられるものを選びたいものです。
例えば、バーのような雰囲気の色味を使う時もあれば、太陽光と合わせて自然な明るさを足すのにも使いたい等ですね。これから動画撮影などを始めるならあるていど色味が選べる方が良いと考えられます。
バッテリー駆動可能かどうか
持ち運びをする場合や、電源の確保が難しい位置で撮影をしたい場合などはバッテリー駆動可能なものを選びましょう。
コンセントが届かない場合に撮影が難しくなってしまったりするともったいないので、『定点でしか使わない』など決まっている場合を除きバッテリー駆動可能なモノを選んでおくと二度手間は避けられるでしょう。
NEEWER LED-NL660のスペックと使い方

ここからは写真付きでスペック等を紹介していきます。
NEEWER LED-NL660のスペック
LEDビーズ | 660個(330ホワイト+ 330イエロー) |
電圧 | DC 12V |
電力 | 40W |
色温度 | 3200K-5600K |
光量 | 3360Lux/m |
CRI | ≧96 |
電源 | 付属アダプター(別売りバッテリーでも駆動可能) |
入力電圧 | 100~240V |
サイズ | 232x200x48mm |
付属品 | ディフューザー、キャリングバッグ |
専用バッグや光を柔らかくするディフューザーも付属しているのは価格を考えるとかなり安いですね。
色温度は寒色系は出ないですが、白色系や暖色系の明かりなら十分でますね。
そして何より光量が3360ルーメンと十分あります。これは一般的なリングライトが800ルーメンほどなのを考えると非常に高い数値です。
具体的には最大の光にすると直視できないほど眩しくなり、広範囲を照らすことが出来ます。

人だけじゃなくモノを撮るのにも良さそう!

うんうん!バッグがあるから持ち運びできるのも嬉しいね!
ちなみに余談ですがスマホアプリのライブ配信者に人気のリングライトの色温度は3000~6000kなど高い数値ですが、上述したようにリングライトの光量はせいぜい800ルーメンほどのため、自撮りに色味を付ける程度の効果しか期待できません。撮影などには向いていないので気を付けましょう。
NEEWER LED-NL660の使い方

上の画像は背面のパネルで、ここで操作できます。
左側にある四角いスペースは別売りのバッテリーを購入した場合にセットする位置です。
右下のスイッチは電源スイッチです。ここをONにして、上の二つのつまみを回すと光量が足されていきます。
2つのつまみは、それぞれ白系の明りと暖色系の明りで、それぞれの照射量を変えます。両方とも最大にすると明るさが最大になります。
ちなみに、電源スイッチは左右に倒せるようになっています。真ん中の状態が電源OFFで、左に倒すとバッテリーでの駆動、右に倒すと電源アダプター駆動になります。
NEEWER LED-NL660のレビュー

最後にNEEWER LED-NL660を実際に使ってみた感想を書いていきます。
良かった点
光量が十分なうえ、光の色味も変更可能で昼夜とわずに使用可能な点と、簡単な操作方法。そして、なにより値段が安く、性能を考えるとコスパが非常に良い点と感じました。
リングライトなどを買って失敗すると買い替えだけでそこそこお金が飛んでしまいますが、これ1台あれば大抵の個人撮影は十分こなせます。
気になる点
安いですが、三脚が別売りなので、三脚を持っていない場合は購入が必要です。以下ページにあります。私は別の三脚で代用しましたが少し気になったので純正を購入しました。
また、ライトの設置高さ次第ではありますが、コンセントケーブルの長さが少し短かったのが気になりました。結果的に少し宙づりのような状態で使用していますが、ケーブル配線が届かない位置などに配置するのが大変そうと感じました。
ただ、LED NL660は別売りのバッテリーでバッテリー駆動も可能のためそのあたりは使いながら必要に応じて買い足せば屋外などでも使用できるので、腐らずに使い倒せるのが良い点ですね。
※NEEWER LED-NL660の動作確認できたバッテリーのページを貼っておきます。
どんな人におすすめか
Youtubeやライブ配信をはじめたいかたの最初のライトとしておススメです。持ち運び含め、大抵の状況に対応できるためどんな用途か定まっていない人でも腐りにくい選択肢です。また、同じ量の光量ある他のライトと比べると圧倒的に安く、コストがかからないため、初期費用を抑えられます。
また、リングライトで光量が足りないと感じている方にもオススメです。正直、リングライトは安いですが対して明るくならず、離れるとほぼ意味がない程度の光量になってしまいますその点、NEEWER LED-NL660ならある程度の距離でも確実に、照らしてくれます。

↑光量が分かりやすいように普通の部屋でスマホでさくっと取ってみました。上のルームライトなどNEEWER LED-NL660以外の明りは全て消していますが、部屋の隅までばっちり照らせていますね。
まとめ
今回はNEEWER LED-NL660のレビューをさせていただきました。スタンド込みでも本格的なライトの中ではかなり安い部類なので、YoutubeやTikTokなどを始める際にコスパ良く長く使えるものをお探しの方にとってもススメです。
色味を変えたい場合は、NEEWER 660 RGBもありますね。価格もそこまで差が無いので色味をより変えたい方はコチラもオススメです。
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