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Spoonの機材。iPhoneで高音質な配信をするには

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こんにちは、さにれたです。
このブログでは音楽活動のコツ機材についての初心者向けの解説
そして、ライブ配信のコツや始め方、などをまとめています。

今回は、SpoonをiPhoneで高音質で配信する方法の解説記事となっています。他の配信アプリ『HAKUNA』や『ふわっち』『Pococha』など映像配信のあるアプリでも同じように利用できます。
配信ジャンル別に、機材を紹介していきます。

ちなみに『機材などが良くわからない!』という方向けに、前編では仕組みを説明させていただきました。本記事の内容が分からない場合は前編も合わせてご確認ください。

今回は以下の例を挙げて紹介していきます。最後には、低価格のコスパ機材例も挙げてみました。

今回紹介する組み合わせ例

定番AGシリーズを利用した組み合わせ
ASMR等、音のパンを動かせる機材の組み合わせ
低価格である程度の品質を保てる組み合わせ

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AGシリーズ&AT2020を利用した定番例

AGシリーズはこんな人にオススメ

配信者の定番「AGシリーズ」を利用した機材の組み合わせ例を紹介いたします。この組み合わせだと、以下のような配信が可能です。

こんな人にオススメ

エコーをスイッチでON/OFF切り替え可能
雑談・弾き語りの大手配信者と同じ品質を得られる
配信機材のスペースは少な目に抑えられる

YamahaのAGシリーズを使った一番シンプルで、定番の組み合わせです。AGシリーズは配信者の中でも使用者が特に多く、品質も十分です。コンデンサーマイクにも対応しています。
利用者が多いので、使い方などを他の人に聞きやすいのもポイントが高いですね。コスパも十分いいです。

AGの機材組み合わせ例

まず↓のこれがAGシリーズのAG03です。
※AGには06と03がありますが、複数マイクを利用したりしないのであれば03で十分でしょう。

 

このAG03で、マイク・楽器・BGM用端末と接続が出来ます。
そして、簡易なミキサーの機能も持っている為、それぞれの音のバランスを綺麗に整えられます。
ボイスエフェクター機能もあるため、ボタン一つでエコーをかけることが出来ます。
付属の作曲ソフトで作曲や録音も可能となっています。

気になるiPhoneとの接続方法ですが、付属のUSBケーブルと、別売りの『USBカメラアダプター』を使うことで、接続できます。

 

接続例:【AG03】→【USBケーブル(AGに付属)】→【カメラアダプタ】→【iPhone】

iPhoneを接続すれば、あとは楽器やマイクをAG03に接続していくだけです。意外と簡単な仕組みです。

そして、マイクは何でも大丈夫ですが、定番のコンデンサーマイクAT2020を用意すると大手配信者とお揃いになれるでしょう。1万円前後のマイクの中では音質が飛びぬけて良く、コスパも相当いいです。

 

マイクのケーブルはXLRケーブルでAGと接続します。これをAGの左上の端子に繋いだらOKです。

接続例:【マイク】→【XLRケーブル】→【AG03】

  

あとはマイクスタンドとポップガードも持っていなければ購入しましょう。AT2020を買う場合はこのマイクスタンドがサイズ的に丁度いいです。

 

そして最後にケーブルですね。
パソコンや、別のスマホ等からBGMやSEを流す場合、ステレオミニプラグケーブルを使いましょう。
AG側の差し込み口は、AUXと書かれている部分に繋げばOKです。

接続例:【スマホ・PC等】→【ステレオミニプラグケーブル】→【AG03】

 

やっぱり合わせると結構するね・・。

ある程度はかかっちゃうね・・。でも、今回はセット売りで安いのを見つけたから紹介していくね!

オススメセット①

  

↑のセットならカメラアダプター以外のケーブルやスタンド、ポップガードまで、上記で紹介した全てがそろっているのでポイントが高いですね。値段も個別で買うよりも抑えられています。このセット+カメラアダプターで完結します。

オススメセット②


また、マイクとスタンドを安価なものにすればもっと安くなります。雑談配信なら↓のようなセットでもよいかと思います。同じくこのセット+カメラアダプターがあればOKです。かなり金額が抑えられるので予算が厳しい方はこちらも検討してみてください。もちろんマイクの値段を落とすので、ATより音質は落ちます。

 

 
iPhone用ではAGがやはり一番人気です。他の配信者と引けを取らない品質を確保するならAGにしておけば、外れがないですね。

AGをオススメできない人

いいことづくめな気もするけど、弱点はあるのかな・・?

もちろん!AGにもできないことはある!お勧めできない例を表にしてみたよ!

オススメできない人
  1. 立体音響をしてみたい。
  2. マイクや楽器を同時に3本以上繋く可能性がある。
  3. 最終的に音楽を本格的にする可能性がある。

1.立体音響をしてみたい

これはAGではパン振りができないからですね。パン振りとは音を左右のどこから出すか決める機能です。パン振りが出来ないAGでは音を左右から聞こえるように割り振りする配信はできないのです。

2.マイクや楽器を3本以上繋ぐ可能性がある。

これは単純に端子が少ないのでつなげる本数に限りがあるということです。多数の電子楽器を混ぜるような用途では使えません。

3.音楽活動を本格的にする可能性がある

これは2とも通じますが、AGシリーズはあくまで配信用なので本格的な作曲用オーディオインターフェイスや、ミキサーとして利用するのは不向きです。本格的な自宅レコーディングをする可能性があるなら、オーディオインターフェイスは初めから良いものを用意した方が最終的なコストは抑えられます。

AGシリーズの結論

歌ってみたを本格的にする可能性があったり、少しでも音楽活動に精を出していくならより上位のモデルをお勧めいたします。

ただ、雑談枠や歌枠などで使うには十分な品質を得られます。
配信をメインに考える方はこちらでいいでしょう。

では次はAGの弱点を克服したパン振りのできる機材を紹介していきます。

ASMR等、音のパンを動かせる機材の組み合わせ

YamahaAGシリーズではかなえられなかった音のパン振りや、複数機材の接続にはMGシリーズ(10XU以上)がオススメです。MGシリーズの見た目はこんな感じ。

 

はい、見ての通り、AGシリーズの色違いですね!接続の組み合わせはAGと同じです。(上記で説明したAGの部分をMGに替えるだけです!)

MGで出来ることは、AGシリーズの機能に加えて、パン振り機能があること、沢山のマイクや楽器を繋げることができます。

こんな人にオススメ

複数のマイクや楽器を接続したい
立体音響のようなこともしてみたい
機材の持ち運びはあまりしない

そしてMG10XUはそこまでMGシリーズと値段が変わらないのもポイントが高いね!

いろいろとメリットがありますが、唯一の弱点として少し大きいことが挙げられます。
単純に机が狭い方はおけない可能性があるので寸法を確認の上買いましょう。

注意点

MG06シリーズは【オーディオインターフェイス機能】が無いため、iPhoneに直で接続できません。必ずMG10XU以上の製品を選びましょう。

なんかつまみが沢山で使いこなせるか不安・・。

特に複雑な機能はないよ!音質を調整する部分が沢山あるけど、エコーのつまみとパン振り以外はいじることは少ないからね!

MGシリーズは私も配信用に利用している機種ですが、使いやすいミキサーです。また当ブログで、近日中に解説記事を書く予定ですので、不安な方は、解説記事をお待ちください。

最後は、コストを限界まで下げつつ品質を保つ組み合わせの紹介です。

超低価格である程度の品質を保ちたい方向け

AGと同じことが出来るオーディオインターフェイス兼ミキサー、タスカムのMiNiSTUDIO CREATOR US-42B
これはニコ生の時に爆発的に売れたタスカムのウェブミキサーUS-32Bの後継機ですね。

 

パソコンに接続して、EQ、コンプレッサー、リバーブエコーなど、細かい音質調整をすることも可能です。※SEをセットするボタンもありますが、これはWin/Mac向けで、iPhoneやiPadなどでは使えません。

AGと機能的にはほとんど違いはありません。

ただ、相場がAGより安いです。
(もちろん、昨年のAGのように品薄で高騰する可能性はあります。)

これをAGの代わりに採用し、
そして、さらに値段を押さえるため、『マイクスタンド・XLRケーブル・ウインドスクリーン付属』のMarantz コンデンサーマイクを選びます。

 

このマイクは低価格の中で1番まともな品質です。これ以下の製品は音質的に厳しいので、落とせてもここまででしょう。

あとはBGM端末用に以下のようなステレオミニプラグを用意して

 

最後にカメラアダプターを用意したらおしまいです。

その時々で値段が違いますが、一番安上りです。雑談配信なら本当に十分なクオリティになるかなと思います。配信が軌道に乗ったら良いマイクに買い替えることを目標に、最初はコスパのいいこちらを利用して他の配信者と差をつけていきましょう!

おおーー!!確かにちょっと金額抑えられるね!

マイクの予算落とすかどうかの判断は音質にかかわるけど、AGの代わりにタスカムを選ぶのは全然あり!と僕は思うよ!

まとめ

固定で用意するもの

カメラアダプター
ステレオミニプラグ
XLRケーブル(マイクケーブル)

中継機材は以下から一つ選ぶ

皆と同じが良い=AGシリーズ
パン振りもしたい=MG10XU 以上の機種
安く済ませたい=US-42B

マイクも以下から一つ選ぶ

高品質がいい=AT2020
予算を抑えたい=MPM-1000

これさえ把握できれば機材を余分に買ったり失敗をすることはないはずです。

iPhone向けの機材を用意して、Spoonで高音質な配信を目指しましょう!

また、AGの代わりにNewmal Xを代用で使うのもOKです。

※配信と音楽に関しての記事は今後も役に立つものを挙げていく予定です。シェア・フォロー等いただけると活動の励みになります!