こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツなどについてまとめています。
先日、Twitterでこのような質問を受けました

ギターを始めたいけどおすすめのギターある?
続かないかもしれないし高すぎるのも嫌なんだよね・・

あるよ!今回はお勧めのアコギを紹介していくよっ!
この記事ではギター暦10年以上ある私が初心者向けにオススメのアコギを独断と偏見から紹介します。宜しければ参考にしてください。
また、本当におすすめできないものは今回載せていません。そのため、紹介するギターが少ないことはご容赦ください。
では早速紹介していきます。
Yamaha L シリーズ
私が初心者に必ずオススメしているギター、Yamaha Lシリーズの6です。下にリンクを貼っておきました。
『6』というのは数字毎にグレードが分かれており、6-16-26-36・・といった形で上位モデルになります。今回お勧めするのは値段的に手ごろでシリーズでトップクラスにコスパのいい『6』になります。
ちなみに型式は以下のような感じで表記されます。
L★-6 ■■
『★』はS、J、Lの3種類がありそれぞれギター本体のボディの大きさごとに分かれています。(値段は変わりません)
『■■』はカラーリング(見た目)の違いを指しています。↑のリンクに書かれているのはBSということでブラウンサンバーストという色を意味しています。

Lシリーズ、サイズ、グレード、色の順番だね!

うん!それでOK!グレード6が初心者へのおすすめモデルだから今回は6を紹介していくよ!
では早速、Yamaha Lシリーズの6がなぜ初心者にオススメなのか、良い点を書いていきます。
Yamaha L シリーズが初心者にオススメな理由

このシリーズのオススメ理由は主に二つあります。
パッシブタイプのエレアコ
Lシリーズの6はパッシブタイプのエレアコです。このパッシブタイプのエレアコというのは、電子部品が少なく生音をほとんど邪魔しません。そのため生アコギと同じく生音が非常に良いことが特徴です。
エレアコの良さについては、以下の記事で詳細に書いてあるので細かくはかきませんが、
外で楽しんだりスタジオに持ち込んだり、いろいろな場面で役に立ちます。
今後もし別の高いギターに買いかえる場面が来ても、一生役に立ってくれるギターです。
個体差・状態・品質が安定している
ギターというのは木材でできている為、同じ型式でも個体差や状態が悪くなっているものなどもあります。特に気を付けてほしいのはネックの反りです。ネックの反りは、湿気などの変化でギターが反るように曲がり、弾きにくくなったり、最悪の場合、音が詰まってしまう原因になります。
初心者がギターを買う時には比較することが出来ないため、どうしてもネックの状態が悪いものを買ってしまうことも。状態が悪いギターだと演奏しずらく、上達しにくくなってしまいます。
特に日本だと湿度の変化が多く、海外でメインで販売されているギターなどは日本で状態が悪くなりやすいものなのです。
その点、Yamahaは戦前からギターを製造してきた日本のメーカーです。そのため湿度変化の大きい日本向けに安定した品質で作るノウハウがあり、Yamahaのギターは海外メーカーより状態が安定しているものが多いと言えます。
以下に、状態や個体の安定のためにYamahaがLシリーズで使っている技術を紹介します。
5層の「積層強化ネック」
Lシリーズのネックは、5層で構成されたネックを採用しています。そのため、反り・ねじれが発生しにくく、初心者の方でも安心です。
また、ネック調整を行う際のトラスロッドも、Lシリーズのものは順ぞり/逆ぞり両方に効くようにできていて、長く使えるようにメンテナンスもしやすくなっております。このネックに対する安心感は初心者にとって一番重視すべき不安を解消してくれていますね。
木材をビンテージにするA.R.E処理
LシリーズはYamahaの特許技術であるA.R.E処理を施した木材が使われています。このAREというのは厳密な方法は公開されていませんが、『温度、湿度を管理しながら段階的に圧力を変化させて処理する』もので、木材の経年変化で起きる音質の向上を作り出しています。
そのため、5-6万円ほどのギターですが音質的には8-10万円クラスに引けを取らない音質ができています。
以上のことから、状態や個体に安定感があるため、初心者でも外れなく買えるためおすすめです。はずれがないため、通販で買いやすいギターの代表格でもあります。

すごく良さそうなギターだね!でもちょっと高いかなぁ。続かなかったら無駄になっちゃうし・・。

いや、そうでもないよ!もし続かなかったことをかんがえた時も、3万以下の安いギターを買って続かなかった時と実質の金額は変わらないんだ!その理由を次に説明するね!
Yamaha L シリーズはコスパがいい

そしてLシリーズの次のメリットですが、コスパの良さです!
最初に買うギターはどうしても挫折して無駄にならないかなども含めて、コスパは大事になってきます。
詳しく見ていきみましょう。
リセールバリューが高い
Lシリーズの6モデルはYamahaの大企業としての開発力・生産量でかなりハイコスパのため人気です。そのため中古価格も高くなっています。具体的な金額としては新品5-6万円で販売されているモデルですが、中古価格はなんと4万円前後で取引があります。そのため、初めてのギターで挫折しないかを気にしている人にもお勧めできます。

確かに続かないか不安だけど、中古で売りやすいなら少しは安心かも!

うんうん、ほんとは続けれるのが一番だけどね!あとは、2本目を買った後も音質がいいから持ち運び用のギターとして長く使えるね!
付属のセミハードケースが便利
Lシリーズの付属しているケースはライトケースです。ハードケースとは違って耐久性は少ないですが、3万円以下などのモデルに付属するソフトケースと比べるとクッションがしっかりとしていて、持ち運びや家出の保管の際に役に立ちます。こういった質がいいギターケースは同価格帯でも付属していることは少なく、購入すると数千円の出費になるため付属しているのはかなりお得です。

たしかに、安いギターの付属ケースはあんまりよくないって聞くね。ケース別買いすることを考えるとかなりお得かも?

うんうん!この価格帯の付属ケースとしては上質だよ!
安い無名ブランド品は品質が低く、個体のムラなどで買って失敗してしまうことが多いです。その点Yamahaは大量生産していることで値段を落としている為、品質で劣ることはありません。付属品の品質からハズレが存在しない入門モデルのトップをいっています。
ちなみに安いモデルの危険性はギターとマイクで種類がが違いますが、以下の記事で詳しく説明しています。
さて、ここまででLシリーズの良さは伝わったでしょうか。では次はいよいよLシリーズを買う方のために、ボディサイズごとの特徴・どんな人にオススメかを紹介していきます。
ボディサイズの選び方
Lシリーズの6はLJ、LS、LLという3つのサイズでわかれています。値段は変わらないのですが音や取り回しが変わってくるので、それぞれの特徴とどんな人にオススメかを説明していきます。
LS-6
LS-6はボディサイズが一番小柄で抱えやすいタイプです。体の小さい子供や女性でも取り扱いやすくなっています。
音色的にはボディが小柄な分音の立ち上がりがよく、指引きでアルペジオを行う際などにもしっかりとした輪郭がある音で演奏ができます。
アルペジオでの弾き語りをしたい
ソロギターがしたい
演奏しやすいモデルがいい
体が大きくない人・女性
LJ-6
LJ-6はちょうど中間の大きさです。大きめのサイズながらも、くびれがあり抱えやすいタイプです。比較的万人受けするサイズ感に仕上がっています。
音色的にもLSとLLの間で、音のバランスがよく、アルペジオにもストロークにも万能なタイプです。色々なスタイルの演奏を試したい方はこちらがオススメです。
アルペジオもストロークもしたい
特に好きな奏法や真似したいアーティストは決まってない
バランスがいいものを買っておきたい
LL-6
LL-6はボディサイズが一番大きく迫力のある音が出るタイプです。大きいボディサイズを生かして、音量を大きく出したり、小さい音を繊細に表現したりと、音のダイナミクス=音量での表現幅を持たせるのが得意になります。
音色的には中低音が強めに出るため、ストロークをする際に圧倒的な厚みがある音で演奏ができます。
ちなみに私はこのLLタイプの上位グレードを所持していますが、やはりLLの音が好みです。ただ、3種で一番大柄の為、慣れないうちは弾きにくく感じるかと思います。
ストロークメインで楽しみたい
音量や迫力のあるギターが欲しい
パワフルな歌と合わせて弾き語りをしたい

3種類の違いが分かった!私はLSがいいかなぁ~?

女性はLSを選んでおけば安心かな!LLだとちょっと大きすぎるからね・・。もしできるなら、楽器店で試しに抱えてみるのもいいと思うよ!
色の違い
最後にカラーバリエーションの紹介です。1本目のギターは見た目もやっぱり大事です。Lシリーズの6では、4種類のカラーバリエーションが用意されています。画像を用意したのでご確認ください。
ナチュラル NT

ブラック BL

ブラウンサンバースト BS

ダークティンテッド DT


わーどれもかわいいなぁ!どれにしよう!

はじめのギターは見た目が気に入るのも大事!モチベーションに繋がるからね!!
まとめ
され、今回はおすすめアコギに関して紹介させていただきました。実は私も最初はLシリーズのアコギを買い、10年以上たちましたがまだ現役で使っています。
楽器店が近くにない方で、通販でギターを買う方であればこの商品はハズレなしのためオススメです。
他にもギターや配信について解説しているのでよければ参考にしてみてください。