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”安いマイクの危険性” 失敗例も紹介

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こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツ
そして、機材についての初心者向けの解説などをまとめています。

この記事では、知り合いの配信者から寄せられた以下の質問にお答えします。

なるべく予算をかけずにマイクが欲しい。安いのがいい。でも質の悪いは嫌だ。

だ、だいぶストレートにきたね。確かにマイクは高いから、予算を押さえられたら良いよね。でも安いマイクは実はすごく危険なんだよ・・

ということで、私の配信・音楽経験から、安いマイクの理由と失敗例を解説します。この記事をご覧いただければマイク購入で失敗する可能性が減るかと思います。ぜひ、参考にしてみてください。

また、完全に初心者でマイクを始めて選ぶ方は、こちらの記事に目を通しておくと購入時の失敗がより少なくなると思います。

ではまず、安いマイクがなぜ安いのか、理由を知っていきましょう。

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安いマイクの理由

安いマイクには、理由があります。表にまとめてみました。

理由
  1. 音質が悪い
  2. 材質が安い
  3. メーカーサポートが弱い
  4. 大量生産してい

こんな感じですね。赤い文字はデメリット青い文字はデメリットではないものです。全て理解することで安いマイクで失敗しにくくなります。詳しく見ていきましょう。

1.音質が悪い

これは分かりやすいですね、たいていのマイクは音質=値段といっても過言ではないです。ただし、気を付けてほしいのは、これはあくまで同じメーカーで比較したときの話です。
別メーカーだとそもそも製造・流通から全て違ってくるので比較対象にならないんですよね。なので、値段と音質の関係性は同じメーカーの製品でしか計れませんので気に留めておいてください。

2.材質が安い

ここでいう材質とはマイクの本体や付属品などに使われているパーツのことを指しています。材質は音質もそうですが、耐久性にも影響します。材質が安いマイクは、コードを引っ張っただけで端子部分がすぐ壊れたりすることもあります。コンデンサーマイクなどは比較的壊れやすいものではありますが、正しい使い方をすればちゃんと長く使えます。ただ、材質からいまいちの出来のものを数年使えているというケースは聞いたことがありません。
つまり、早いスパンで買い替えが必要になるということです。
それを考えると材質が安い=中~長期的なコスパは悪いと思った方がいいでしょう。

3.メーカーサポートが弱い

安いマイクは聞いたことがないメーカーが出しているケースがあるのですが、そういった場合はHPが存在していなかったり、問い合わせが繋がらなかったり満足な対応をしてもらえないケースが多いです。逆に、大手メーカーは修理対応や問い合わせ窓口、詳細な説明書などしっかりとしたサポート体制を取っています。初期不良等の対応も素早く丁寧なことが多いですね。

4.大量生産している

これは材質などと違い、メーカーの生産の話ですが、大量生産している商品はコスパがいい場合が多いです。理由は少し長くなるのでたたみます。見たい人は下記をタップしてみてください。

理由としては、使っているパーツを大量買い付けすることで安い仕入れが出来たり、沢山売れた結果、研究コスト分を回収していて利益が出やすくなっている等が考えられます。音楽機器以外でもベストセラー製品が安くなるケースは多いですよね。他にも大量生産が直接の理由ではないですが、メーカーが、利益よりシェアを取りたいと考えたり、あるいは看板商品の値上げをしたくないというケースも多々あります。

具体的には大手メーカーの昔から販売されている製品や、ベストセラー製品などが挙げられます、予算内での最高率のコスパを狙うなら大手メーカーのベストセラー製品がベストでしょう。

でも大手メーカーも人件費もあるし、安くするのは限界があるんじゃないかな?

聞いたことあるケースだと他の製品や付属品の売り上げとかでバランスを取ってるみたいだよ!

大手メーカー品以外のマイクでの失敗例

でもやっぱり安い方がいいかなって思うから、知らないブランドでも、付属品が充実しているのを買おうかなぁ・・♪

まだそんなことを思ってるならこれをみて現実を知るといいよ・・

以下に私が聞いたことがある失敗例を書いていきます。

失敗例①

セット商品で付属品のアームやスタンドがすぐに壊れた。

付属品をたくさんつけていかにもコスパが良さそうな製品がありますが、ちゃんとしたメーカー製のセット品でなければ耐久性が弱いものがほとんどで、頻繁に使用しているとすぐ壊れます。中にはアームが折れてセット中のマイクも落ちて壊れたという人もいます。付属品がたくさんあるからと言って一概にコスパがいいわけではありません。
壊れたパーツが他メーカーで流用の利かない専用規格で、個別売りしていない場合は最悪の場合、全てセットで買いなおさないといけない場合もあります。

失敗例②

イヤホンについているマイクレベルで音質が悪い・ノイズが多い

コンデンサーマイクとして数千円で販売されているモノの中にはイヤホンについているマイクぐらいの質の低いものもあります。音質の悪さとして起こるのは「音がこもっていてクリアじゃない」あるいは、「比較的クリアに聞こえるけれどホワイトノイズ(サーッとした音)が乗りやすい」のどちらか、あるいは両方が発生します。
大手メーカーの場合、ブランドに傷がつくような質の悪いものは販売されていないです。また、レビュー動画や比較動画がYoutubeなどにあったりして音を確認できるのも大きいですね。その点、不明なブランドだとそもそも音の確認がネットでできないので失敗しやすいです。

失敗例③

初期不良だった。問い合わせ窓口に繋がらない

これも多いです。メーカーHPもないようなブランドだと、購入後の問い合わせ専用の窓口がなく機器診断などすらしてもらえないことが多いです。またブランドに傷がついてもいいところは初期不良率が高い製品も継続販売しているため、初期不良をひきやすいです。また、質が悪い場合はそもそも故障かどうか判別しにくく、仕様と言われてしまった場合は返品も出来ません。

・・・・・・・。

リスクを承知の上で購入するなら止めないよ!購入費用が安いというのは当然メリットではあるからね!


いくら安いからといって無名メーカーのものを買うのはリスクが大きいので、自分で初期不良かどうかを判断したり、窓口に交換対応などを求めることが出来ないなら避けるのがいいでしょう。

じゃあどんなマイクがいいんだ!って方は、私のオススメする低価格のおすすめマイクを以下の記事にまとめてみました。もしよければ見てみてください。

まとめ

  1. 安いマイクは、値段なりに質が悪いorメーカーの努力で安くなっている。
  2. 不明なメーカーだと危険性が多い。
  3. 大手メーカーのベストセラー製品がやっぱり安心。

専門知識や、商品を選ぶ目がないうちは、必ず信頼できるメーカーを選びましょう。そして、自分の用途や予算にあった良いマイクに出会えるといいですね。