XV-U2の音出しチェック

音のチェックをしていきます。今回録音に使用したした機材は以下です。
- ①ギター YAMAHA LL16
ピックアップ T903(レビュー記事) - ②ギター Dowina SIR-GACE-DS
ピックアップ anthem - シールド Orange CRUSH Instrument Cable 3m S/L
- ワイヤレスシールド Xvive XV-U2
- オーディオインターフェイス Steinberg UR22
また、検証条件としてピックアップ側の音量は最大。オーディオインターフェイスにシールド直刺しで何も経由しない。オーディオインターフェイス側はHi-ZをONにし、Gainは11時の位置に固定です。DAWプラグインによる音の加工はアウトプット含め一切かけていません。完全に生音です。
※アコースティックギターを2つテストしたのは様々なピックアップで動作確認をするためです。
マグネティック+マイクのピックアップで音質テスト
さて、では①のマグネティック(+マイク)のピックアップのT903が搭載されているギターから聞いてみます。
通常のシールドでつないだ音から聞いてみましょう。前半でストローク、後半でアルペジオをしています。
続いてXV-U2に変えて録音してみました。
ほぼ変化ないですね。ワイヤレスだと音の劣化を気にする人も多いかと思いますが、これはなかなかいい感じではないでしょうか。
念のため、iZtope社のRXと呼ばれる音をアナライズもできるソフトで見ていきます。

↑が通常のシールドでの音です、そして↓がXV-U2で録音したもの。

こんな感じです。ライブなどで聴感上の変化はほぼ0といっても過言ではなさそうです。
もちろん微細な変化はありますのでレコーディング時は通常のシールドを繋ぐ方が安心ではありますね。(そもそも電波の都合で途切れる可能性のあるワイヤレスをレコーディング用として使うことはあまりないとは思いますが)
ちなみにT903は穴あけ加工不要で利用でき、とても安価なので気になる方は以下記事から詳細なレビューをチェックしてみてください。
アンダーサドルピエゾ+マイクのピックアップで音質テスト
さて、次は利用者の多いであろうアンセム搭載のギターでも比較していきます。ノイズが発生しないかのチェックに近いですね。
まずは通常のシールドを利用して録音しました。
やはりアンセムはインターフェイスに直でも良い音ですね。
そして、次にXV-U2を使って録音したものが以下です。
どうでしょうか。こちらもほぼ違いがないといっても良いですね。十分すぎる品質です。
こちらも気になる人はRXで見ておきましょう。

↑の画像が通常のシールドでの録音で、↓の画像がXV-U2での録音です。

アコギのアクティブピックアップでも機種によっては十分利用が出来そうですね。
最後のページでメリット・デメリットを解説していきます。



