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バンドで初めてのセルフレコーディングをする方法。準備編

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こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、機材についての初心者向けの解説
そして、音楽活動のコツ、などをまとめています。

今回は、Twitterから寄せられた以下の質問にお答えします。

バンドでレコーディングしたいんだけどどうしたらいい?

OK!レコーディングの準備から解説していくね!

今回はバンドでセルフレコーディングを初めてするという方向けに、セルフレコーディングの準備や注意点を解説していきます。
ちなみに管理人は20曲以上のセルフレコーディング経験があり、レコーディングスタジオの利用や、宅録、ミックスまでの完全自主製作など様々な方法を経験しています。その視点から、予算は抑えつつクオリティの高い音源製作する方法を解説しましたので、是非参考にしてみてください。

管理人のバンドの自主製作音源はこちら↓

レコーディングする前にすることや、レコーディングをスムーズに進める準備を解説していきます。楽曲制作は済んでいるものとします。では、早速見ていきましょう。

この記事で分かること
  • バンドでレコーディングをする前にしておくべきこと
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プリプロの製作

まず必須なのはプリプロの製作です。プリプロとはプリプロダクションの略称で、本番前のデモといった意味合いで使われます。
楽曲を製作した際のデモや、ライブのデモ音源だけではなく、実際にレコーディングで行う演奏・アレンジを固めた状態で録音をしましょう。それを聞いて各パートがどのような演奏をするか、必要に応じて話し合いアレンジを完璧に煮詰めておきます。

ほえー?それって重要なことなの?

レコスタで話し合いが始まると地獄だよ!

レコーディング当日に悩んだり、録りなおしを重ねるとスタジオやエンジニアの料金がかさんでいきます。例えば東京では安くても1時間当たり5000~8000円ぐらいの相場なので、余分な話し合いは減らせるように先にアレンジは固めておきましょう。

もちろん、当然、レコーディング中にアイデアが出てくることもゼロではありませんが、それは予算や状況によって検討しましょう。

また、プリプロはスタジオでの一発録りでも構いませんが、可能なら別録りしてラフミックスまでできると良いです。DAW(作曲用)ソフトを所持しているメンバーが一人もいないのであれば用意しましょう。iPhoneの無料で使えるガレージバンドでも音のバランスとるぐらいはできます。

ちなみに私はCubase Proを利用していますがピッチ補正ソフトも付属してくるのでお勧めです。

レコーディング方法を考える

そしてレコーディング方法を考えます。
具体的には音源は『全部レコーディング』か、『プラグイン音源を使う』か。録音は『宅録』か『レコスタ』かです。

プラグイン音源と言うのはDTMで使う楽器の音源で最近はクオリティも高いのでCDでも普通に使われます。『バンドに奏者がいないけどストリングスを入れたい』と言ったときに人を雇うよりも楽です。
DTMでの打ち込みテクニックと、音源を購入しておく必要がありますが、レコーディングより安上がりです。
また、主にドラムを音源にするかどうかでセルフレコーディングの費用が大きく変わってきます。
宅録かレコスタかも費用に大きく直結します。宅録とレコスタの違いやそれぞれのメリットデメリットは以下記事でまとめていますのでチェックしてみてください。

歌詞カードをメンバー+エンジニアの分、用意する

コピー紙でいいので歌詞を印刷したものを用意しましょう。
1曲ずつ別にして、そこそこ文字や行間が大きく、メモがかける程度の用紙を用意しましょう。ペンも必須です。
レコーディングでは演奏テイクを聞いて、録りなおしや修正をすること作業が多く発生します。しかし、その場の全員で曲を聴くことになるので、気になったらいちいち止めてられません。ある程度通しで聞きながら気になったところをメモする。通した後に話し合う、といった流れだとスムーズに進みます。

また、レコスタを使うならエンジニアさんの分も必ず用意しましょう。録りなおし等をするときに、エンジニアさんに意思疎通しやすくなります。(歌詞で「~~のフレーズのところ」など言っても伝わりません)
用意してなかったら当日でも必ずコンビニなどで印刷して準備すべきです。それぐらい大事なモノです。

ひたすら練習しておく

当然ですが練習しましょう。当日に演奏の下手さやミスで録りなおしをするのはかなりストレスになります。プレッシャーでうまく演奏できない可能性もあるのでレコーディングする曲の演奏に慣れておきましょう。

ただの録りなおしも、レコーディングスタジオを使うのであればお金がかなりかかっていきますし、時間内に終わらず延長料金がかかる・・ということも発生してきます。(宅録ならそういった心配はないですが練習はしておくに越したことはないですよね)

演奏が下手なら録りなおしやすいようなアレンジを考えるのも選択肢です。そのためにプリプロでの確認も大事ですね。

ミックスのイメージを持っておく

どのような音源にしたいかを考えておきましょう。具体的には、他のアーティストの曲をリファレンス用として1曲決めておきます。ミックスをエンジニアにお願いする場合は必ず事前に準備しておきましょう。
『ミックスはこの曲のイメージで』と言った形で音源ごと提出できるとよいです。

ミックスのイメージ・・と言われてもなんとも言えない人もいると思うのですが、参考にしているアーティストのお気に入りのCDでも大丈夫です。
ただ、あまりにも昔の音源を出すと、昔っぽいミックスが好きなのかな?となりかねないので、そういった希望がない場合は比較的最近の楽曲をリファレンス曲にしましょう。

まとめ

さて、今回は準備偏ということで必要な流れを確認しました。あとはレコスタや宅録で実際にレコーディングする時の流れを次の記事で確認していきましょう!

↓レコーディングの予算を物販で稼ぐならグッズを製作するのもあり。

↓バンドマン向けのオススメバイトまとめ