こんにちは、さにれたです。
このブログでは音楽活動のコツ、機材についての初心者向けの解説
そして、ライブ配信のコツや始め方、などをまとめています。
今回は、Spoonのサブアカウントの換金がNGな理由について解説していきます。

サブアカウント作成は問題ないのには換金できないの?もうSpoonいくらか貰っちゃってるんだけど・・

今回は換金できなくなる可能性がなぜあるかと、すでにアカウント二つにSpoonポイントがたまってるときにどうしたらいいかを解説していくね!
複数アカウントでSpoonを換金していると、換金できなくなる可能性があります。
今回は換金不可能になる理由と、その場合の対処方法を解説していきます。
- Spoonの換金の仕組み
- サブアカウントで換金できなくなる理由
- 換金できなくった場合の対処法
そもそもSpoonのサブアカウント作成は問題ない

Spoonの規約も見たけど、サブアカウントの換金について特に何も書かれてないよ!

確かにアカウントの作成や換金することに関しては、規制や禁止はされていないね!
Spoonアカウントを複数持ったり、そのアカウントで配信することも問題はありません。詳しくは以下の記事で書かせていただきましたね。
そもそも、アカウントに関して禁止されている行為は、『アカウントを第三者への開示・利用、貸与、譲渡、売買、担保提供等』です。
(これはつまり、複数名で同一のアカウントを利用したり、不要になったアカウントの販売や貸し出しする等のことですね。)
Spoonアカウントを二つ使って投げ銭を受け取るのも禁止されていません。
ではなぜ、サブアカウント作成や利用に問題ないのに、なぜ換金ができなくなるのでしょうか。
それにはSpoonの換金の仕組みから理解する必要があります。
Spoon換金の仕組み

Spoonで換金する仕組みは以下のようになっています。
- リスナーからSpoonアイテム(ギフティング)を受け取る
- 受けとったアイテムが、『Spoon内ポイント』に自動で替わる
- 『Spoon内ポイント』をAmebaドットマネー(サイト)でドットマネーに変換する
- ドットマネーから銀行振り込み等で現金化する
この4工程になります。
覚えてほしい点は、Spoon外のサービスである『Amebaドットマネー』を利用する必要があるというところですね。
Amebaドットマネー利用にはドットマネーアカウントが必要になります。
スプーン換金にはドットマネーアカウントの作成と利用が必要と覚えましょう!
Amebaアカウントの作成方法は?
Spoonアプリから初めて換金するときに、Spoonアカウントと連携してドットマネーアカウントが自動作成される仕組みになっています。
注意点としては、サブアカウントを利用して換金すると、2つ目のドットマネーアカウントが自動生成されるということです。
このドットマネーアカウントの自動生成と、ドットマネーの利用規約がサブアカウントでの換金できなくなる理由になります。
次の項目ではドットマネーの利用規約を見ていきましょう。
換金が出来なくなる理由
サブアカウントで換金が出来ない理由は、ドットマネーの3つのルールがかかわってきます。
①Amebaのドットマネーアカウントは1つしか持てない
上に書いた通り、Spoonでもらったポイントを換金をするにはドットマネーアカウントが必要になります。
そして、ドットマネーアカウントアカウントは一つしか持てません。以下がドットマネー利用規約の第3条に書かれている内容です。
会員登録希望者は、本規約の全てに同意した上、本規約及び当社が定める方法により会員登録をするものとします。なお、会員登録は1個人につき1登録とし、会員は、複数のIDを保有したり、または複数人でIDを共有してはならないものとします。
.money by Ameba 利用規約
このとおり、ドットマネーアカウントを複数持つのは規約違反になります。
そして、Spoonのサブアカウントで換金すると二つ目のドットマネーアカウントが自動生成されます。
つまり、サブアカウントで換金するとドットマネーの規約違反状態になるということですね。
②規約違反者のドットマネーは取り消される可能性がある
ドットマネーの利用規約に違反した場合はマネー自体が取り消される可能性があります。
これも利用規約に書かれています。以下に少し長いですが引用しました。
第15条の説明と、(3)の内容を見てください。
第15条 (マネーの取消等)
.money by Ameba 利用規約
会員が行ったマネー交換の結果に対して、当社は一切の責任を負わないものとし、マネーの額を修正・変更を行わないものとします。ただし、次の各号のいずれかに該当すると当社が判断した場合、マネーの付与後または利用後であっても、当該会員に対して付与を予定しているマネーを付与せず、付与済みのマネーの全部もしくは一部を消滅させ、マネー付与対象取引もしくはマネー利用対象取引を取り消し、または必要に応じてマネーの額を修正・変更することができるものとします。
(1) マネー付与対象取引またはマネー利用対象取引が無効または取消の対象であることが判明した場合
(2) 会員が不当な目的・手段または事実と異なる申告によりマネーを取得し、あるいは利用した場合
(3) 会員が本規約に違反した場合
つまり規約違反をしていると、マネーが取り消される可能性があるということです。(あくまで可能性ですが、規約には明記されています。)
この、①と②のルールをあわせると、
『ドットマネーアカウントを複数もつ=マネー取り消しの可能性がある』ということですね。

あれ?そしたらドットマネーアカウントを一つだけにして、Spoonアカウントをまとめて連携すればいいんじゃないの?

それがね、複数のアカウントを連携できないみたいなんだ・・。
③ドットマネーアカウントにSpoonIDを複数登録できない
以下の画像をご覧ください。私がドットマネーに問い合わせた際の回答を、スクリーンショットしたものです。

赤線で囲まれているところに、複数のSpoonアカウントを1つのドットマネーアカウントに連携することはできないと記載があります。
※利用規約にはSpoonIDに言及して書かれている部分がなく、問い合わせをしたときのものになります(2021/3/7時点)
つまり、換金できない理由をまとめると以下のようになります。
- Spoonの換金にはドットマネーアカウント連携が必要。
- 換金手続きをすると、ドットマネーアカウントが自動生成される
- ドットマネーアカウントには1つのSpoonアカウントしか連携できず、サブアカウントで換金すると2つ目のドットマネーアカウントが自動生成される
- ドットマネーアカウントを複数持つのはドットマネー規約違反
- 規約違反者のドットマネーは取り消される可能性がある
以上のことから、換金できなくなるorマネーが消える可能性があるということですね。
Spoonサブアカウントから換金手続きをすると必ずドットマネーの規約違反状態になるので気を付けましょう。
もし既にサブアカウントでポイントがたまっていたら?
入金先の銀行口座を別の口座に指定(もしくはAmazonやiTunesポイントに変換)すれば、ドットマネーアカウントが複数あっても換金は可能です。
※同一の銀行口座は複数のドットマネーアカウントで利用できない為
リスクを承知でドットマネーアカウントを複数利用するという方法もありますが、安全に行くのであればAmebaに問い合わせをしましょう。
私の場合は
①一度メインアカウントのドットマネーの口座を停止
②サブアカウントから全額引き落とし後、サブアカウントの口座停止
③メインアカウントの口座を復旧依頼
これで両方のアカウントから換金いたしました。
もちろんAmebaへの問い合わせが必須だったので、連絡の手間がかかりました。
正直なところサブアカウントを配信で使うのはリスクや手間がつきものでしょう。

サブアカウントはリスクがあるんだね・・。

うん、サブアカウントでもギフティング目的で配信していくのはあんまり現実的じゃないね!
まとめ
今回は換金不可能になる理由を解説してみました。サブアカウントで安易に配信はしない方が良いかもしれませんね。
リスナーの方も、推しの配信者がサブアカウントで配信しているならこの記事の情報を教えてあげてみてください。
またこのブログでは配信のコツなども紹介しています良ければ他の記事もご覧ください。