こんにちは、さにれたです。
このブログでは音楽活動のコツ、機材についての初心者向けの解説
そして、ライブ配信のコツや始め方、などをまとめています。
今回は、知り合いから寄せられた以下の質問にお答えします。

spoonアプリが気になってるんだけど、気を付けた方が良いことはある?

いくつかあるよ!今回は配信者をしたい方向けに、spoonの最初の設定と、気を付けるべき点。それから収益化や換金率についても解説していくよ!
今回は現役配信者からみた独自の視点で、spoonアプリの始め方・インストール方法から、
登録時の注意点や収益化のルールや換金率も正確な情報を記載いたします。
今からspoon配信を始めたい方向けに、最初の登録時に気を付けるべきポイントも記載していますので参考にしてみてください。
※なお、筆者は2019年から2021.7月現在もspoonアプリをほぼ毎日継続して配信している為、ただのまとめサイトよりは信憑性を持っていただけるかと思います。
- Spoonの特徴1(一般的に言われている内容)
- Spoonの特徴2(配信者視点の話)
- 換金率・収益化のルール
- インストール方法・注意点
- プロフィール作成方法・注意点
- Live・Cast・Talkの違いと1番稼げる配信種別
ではまずspoonの特徴から早速見ていきましょう!
spoonの特徴1(一般的に言われている内容)

spoonはスマートフォン向けの配信アプリです。spoonが他配信アプリと比べて大きく違う点は、一般的に以下の3つが挙げられることが多いです。
- 音声配信のみ(顔出し不要)
- 投げ銭は300円から換金可能(未成年でも利用可能)
- 学生~20代のユーザーも多め
他配信アプリと比べるとこのような特徴がありますね。
顔出しなしを選べる配信アプリは他にもありますが、spoonでは映像配信がそもそも存在しないので、顔出し不可なのです。
これによって何が言えるかというと、完全に音声のみで勝負できるということですね。
顔出しあり・顔出しなしが選べる配信アプリだと、顔出ししている配信者が有利になりがちですが、spoonではそういったことはありません。
また、顔出しありの配信アプリだと身バレの危険性がありますが、その危険もありません。
また、投げ銭についてですが、300円から手数料無料で換金できるので、すぐにやめてしまっても換金できないということはありません。これも大きなメリットです。
※また他にもいい点があるのですが換金率の項目で解説していきます。
そして気になる利用者層ですが、若年層もやや多めな印象です。
高校生や大学生でバイト代より稼いでいるという人も多いですね。
さて、
ここまでは一般的なまとめサイトに載っている内容です。
しかし、実際にはさらに以下のような特徴・メリットがあります。
Spoonの特徴2(配信者視点の話)

Spoonは日々アップデートし、機能やイベントも増えてきています。
そのため、現在も配信している身からすると、以下の特徴も挙げられます。
- リスナーの入室が見えるためファンを獲得しやすい
- ボイスエフェクトや投票機能など配信を盛り上げる機能がある
- 公式配信者になって時給が発生する可能性がある
リスナーの入室が見えるためファンを獲得しやすい
入室が見えるというのはライブに来たリスナーの名前を表示するということです。ちなみに、Youtubeライブやツイキャスなどには存在しない機能です。
名前が表示されることによって、複数回きてくれた人に話しかけたり、初めて来た人に配信内容の説明をしたりと、配信者初心者でもファンを定着させやすいです。
名前が表示されるためか、誹謗中傷や荒らし行為などの悪質な行為も、spoon内部では殆ど見られません。
ボイスエフェクトや投票機能など配信を盛り上げる機能がある
次に、配信機能のなかにボイスチェンジャーやエコー機能、コーラスエフェクトを声に着ける機能があり、機材が無くても声の加工が可能です。
そして、投票機能やお便りを募集する機能など、配信を盛り上げたり、ネタ作りに役立つ機能が豊富です。
また、最大5名でのコラボも可能で、一人で話すのが苦手な方もコラボ機能で会話形式で配信できます。
こういった機能は全て無料で開放されており、初配信の時から制限なく利用可能となっています。
公式配信者になって時給が発生する可能性がある
そして、極めつけですが、公式配信者という制度が2022/4月から始まりました。
配信者をしながら時給が発生するような仕組みのようです。これは配信者の中から運営にスカウトされた一部の配信者のみが受けられる制度のようです。
他にもコメント画面広くて見やすいなど、非常に配信しやすいアプリのため、初めてのライブ配信にオススメです。
さて次は、換金率と収益化の仕組みについてです。
換金率・収益化のルール

↑この画像はSpoonの24時間以内リスナーから受けた課金額のランキングです。
spoonはリスナーから投げ銭アイテムをもらうことで収入を得ることが出来ます。
上の画像を例にすると、1位の人は24時間で15万円を超える額を受け取っていますね。spoonの大手配信者はだいたい1~2枠やっているので、単純計算で2時間から4時間で受けとったものと考えると、時給換算は万単位になります。かなり高額ですね。
ちなみにspoonの課金アイテムですが、最小金額は10円から、最大10万円を超えるアイテムまで存在します。
換金率
そして気になる換金率・還元率ですが、投げ銭は40%が配信者に還元されます。
いままで変更されたという情報はありませんので、今後も40%と考えられます。
他の配信アプリである「17ライブ」「showroom」などと比較すると、高めの設定になっていますね。
2021年6月のアップデートで追加された「メンバーズ」への加入金額(約500円相当)のみ、換金率が50%(配信者に250円入る)になっていますが、ほぼ変わらないので基本的に40%と思っていてOKです。
※メンバーズ機能は30日間有効な会員のような機能のため月に一人当たり1回しか課金できません。
収益化のルール
spoonでは投げ銭で受け取ったポイントをamebaドットマネーに一度変換してから換金する必要があります。
しかし、このドットマネーの利用が初めてだったとしても、Spoonアプリ内ですぐ換金出来ます。そこまで複雑ではないので安心してください。
そして、換金は300円分たまった段階で換金可能、手数料は無料と親切なシステムになっています。
また、銀行振り込み以外にも換金する方法が複数あり、GooglePlayやiTunesギフト、Amazonギフトに換金可能です。全てスマホ1台で完結するため、そのままゲームの課金にしたり、気軽なお小遣い稼ぎ気分で始められるのがいいですね。
もちろん銀行振り込みで現金化するのにも手数料はかかりません。
出金に手数料がかかったり、1万円以上じゃないと換金できないアプリなどがある中、非常にストレスフリーなのがSpoonの良いところですね。
では、次はインストールと登録方法を解説します。
ここでも、他のサイトには記載されていない注意点などを記載いたしますので、配信者で稼ぎたい方は参考にしていただければと思います。
インストール方法と注意点
次はspoonインストール・登録の方法と注意点を解説していきます。
ここからは画像を使って解説していきます。

ストア画面から、インストールを押して、インストール完了まで待ちましょう。
インストールが完了したらSpoonのロゴが流れ、↓のような画面になります。

画面下部の「他の方法でログイン」を選びます。
※もし同じ画面にならない場合は、一度アプリを落としてから、再度開きなおしてみてください。
他の方法でログインを押すと↓のような表示になります。

ログイン方法が複数出てきますが、
ここは「電話番号でログイン」で進めましょう。
理由としてはTwitterアカウントやGoogleアカウントの場合、凍結・乗っ取りにあった場合にspoonアカウントごと消えてしまったり、貰った投げ銭などが取られてしまうケースがあるためです。
またTwitterのパスワードを忘れて二度と入れなくなった配信者・リスナーもいます。
電話番号ログインだと、もしパスワードを忘れても、SMSで簡単に確認できるので必ず電話番号ログインを選びましょう。
※なお、電話番号から他人に検索されることや、情報が漏れたり、通知が行くことはないのでご安心ください。1年半使っていますが何のトラブルもありません。
電話番号ログインを押したら↓のような画面になります。

ここは右上の「会員登録」を押していきましょう。
画面が↓に切り替わります。

次は電話番号を入力します。
番号入力後に画面下部の『次へ』をタップしていきます。

この画面に移ると、先ほど入力した番号宛にSMSが到着します。SMSに記載されている番号を入力し、「次へ」を押します。
※失敗した場合は「再送信」を試してみてください。
(この後パスワードの作成画面が出てきますが、私は既に電話番号を連携済みの為、画像が取れませんでした・・。文字で解説します。)
パスワード設定画面では、8桁ほどのパスワードを設定しましょう。Spoonは自動ログインする為、毎回パスワード入力する必要はないので安心してください。
パスワードを設定すると↓のような簡易プロフィール作成画面になります。

ここは全て適当に入力してOKです。あとで変更可能です。(理由は不明ですが、性別も生年月日も、後で何回でも変更可能です)

最後に利用規約にチェックを入れ、「次へ」をおして登録完了です。お疲れさまでした!
この後はSpoonのトップ画面に移り、もう配信をできるようになりますが、まずはプロフィールの作成をしましょう!
これも、配信者視点で重要な部分を解説していきます。
プロフィールの作成では取り返しのつかない要素があるので次の項目を忘れずチェックしてください。
プロフィール作成と注意点

↑これはSpoonのトップ画面です。登録後にはこのような画面が表示されているでしょう。
画面上の赤い「+」のマークからLIVE配信を行うことが出来ます。
さっそく試してみたいところですが、まずはプロフィールを設定しましょう。画面右下のボタンを押すと↓のようなプロフィール画面に移ります。

このような感じで名前などが表示されています。
(画面中央部に『ボイスプロフィール』という項目がありますが、急いで用意してもメリットは特にないので、今はやらなくていいです。配信スタイルが決まってきたあたりで考えましょう)
まずは画面右上の「紙と鉛筆のマーク」を押すことでプロフィールの編集をしていきます。

↑の画像がプロフィール編集画面です。「←」でさされているあたりをタップすると、それぞれの項目を編集できます。
必要な項目を細かく見ていきましょう。
- アイコン画像
- 名前
- ID
- 性別
- 生年月日
- アカウント連携
- カテゴリ設定
以上のようなの項目があります。配信に直接関係あるのはアイコン画像・名前・IDの三つです。それ以外は気にしないで大丈夫です。生年月日も性別も何回でも変更可能です。
アイコン画像
アイコン画像はプロフィール画面に表示されるほか、自分がコメントを入力した際、コメントの横に小さく表示されます。(LINEみたいなイメージですね)
ライブ配信で使う背景画像ではありません。なので、自分のイメージにあったものを使いましょう。
配信者なら性別や年代が分かるようなイラストを使っている人が多いですね。
Web検索で「アイコン 商用フリー イケメン」など探してみるといいかもしれません。顔出しのないアプリなので、ルックスはアイコンがすべてになります。
そして、画像はいつでも何回でも変えることが出来ます。
名前
プロフィールは配信者だけではなく他のリスナーにも見られます。また、Spoonは誰が配信を聞いているかが確認できるため、名前は誰にでも見えてしまいます。
そのため、当然ですが本名や他人が不快になる名前はやめましょう。悪質な名前はアカウントが削除される恐れもあります。
名前も回数や時間の制限なく何度でも変えることが出来ます。
ID
IDはアルファベットと数字で構成されていて、1度だけ好きな文字列に変更可能です。基本的に問い合わせなどの時にしか使いませんが、プロフィール画面の名前の下に出てくるので拘ったIDにしている人が多いです。
IDは急いで変更する必要はないので、まずはそのままにしておきましょう。
また、名前を変えてもIDで誰か判別がつくため、なりすましや荒らし行為などをした場合にすぐ特定できます。
さて次は配信の種別について説明していきます。
Live・Cast・Talkの違いと1番稼げる配信種別

SpoonにはLive・Cast・Talkという3種類の配信スタイルがあります。それぞれの違いと、どれが1番稼げるかを解説します。
Live
Liveはリアルタイムのライブ配信でリスナーからコメントや投げ銭アイテムなどで応援してもらえる機能です。
配信時間は自分で終わらせられるほか、最大2時間で終了となりますが、特に制限なく何回でも開くことができます。
※ただし、配信終了時には配信ランキングをあげるアイテムがリセットされるため、ランキングが低い状態でのスタートになるデメリットはあります。
Spoonのライブ配信はエコー機能やコラボ、投票機能等でライブ配信を盛り上げる機能が備わっていてスマホ1台でも配信しやすいのが特徴です。
Live配信の内容は「雑談」「悩み相談」「歌/演奏」「ASMR」「朗読」「寝落ち」など様々な種類の配信をしている人がいるspoonのメインコンテンツです。
Liveはランキング順に表示されており、配信者の視聴者数によって変わるほか、課金アイテムでランキング上位にすることも可能です。
ランキング上位になると視聴されやすくはなりますが、spoonでは「少人数Live」や「新着Live」、配信したての配信者が乗る「NewDJのLive」など、始めたての段階でもアプリ内で上位に表示されることがわりとあります。そのためランキングに乗れない初期からチャンスは十分にあると言えるでしょう。
Cast
Castは音声を録音して投稿する機能です。その場でスマホ録音も可能ですし、録音データを保存することも可能です。また、Live配信をCastとして公開保存しておくことも可能です。
Castはリアルタイム配信ではないですが、コメントや投げ銭は可能になっています。
Castの中には「朗読」「シチュエーションボイス」「自作曲」「演奏」「声日記」「リスナーへのメッセージ」「毎週のラジオ」等、CastもLive同様、様々な内容のものがアップロードされていますね。
また制限についてですが、個数無制限でアップロード可能です。
ただ、30秒以内のデータはアップロードできません。また、1つアップロードすると、5分開けないと次のCast投稿はできないようになっています。
そしてCast1本のデータごとに最大1時間までです。(Live配信のCast保存は制限なし)
Talk
Talkは自分が作成したお題に対して、他のユーザーが30秒以内の音声コメントを入れることが出来る機能です。
もしくはTalkを出しているユーザーの画面に行って音声コメントを入れるという使い方ですね。
Talkにはお題を出した側も投稿した側も投げ銭を受け取る機能はありません。
それもあってか、基本的には利用ユーザーがまだ少ないのが現状です。
大抵の場合は「セリフのお題」があってその趣旨に沿ったものを他ユーザーが投稿する。といった利用がされています。
どれがおすすめ?
配信者として投げ銭を多く受け取りたい、という場合はLive一択です。
理由ですが、以下の画像をご覧下さい。

↑これはLiveで投げ銭を受けた課金額ランキング(月間集計)です。上位は200万超えですね。
ではCastの月間集計はというと

Liveの月間ランキングと比べると数値が20分の1です。結構な差がありますね。
投げ銭を目的としている場合、現状Castのみだとシビアですが、Castには配信者の宣伝要素にもなるので、Liveをメインにしつつ、たまにCastも利用していくのがバランス良いでしょう。
以上が3種類の配信の違いと稼げる配信種類の解説でした。
まとめ
spoonの配信は顔出し不要で簡単に始められるため初めての配信アプリにおすすめです。この機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、当ブログでは配信経験で培ったノウハウ等も記載しているので、配信に詰まった際は参考にしてみてください。
↓映像配信と音声配信が切り替えられるHAKUNA.Live