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AG03MK2・AG06MK2の進化点・違いまとめ

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こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツ
そして、機材についての初心者向けの解説などをまとめています。

今回はTwitterで受けた以下の質問について記事を書いていきます。

AG03やAG06とAG03MK2、AG06MK2の違いを教えて!

OK!じゃあ今回はAGシリーズの違いについて解説するね!

Yamahaから出ている定番の配信機材『AGシリーズ』ですが、今回はそのAGシリーズの新作が出るということで、その進化点と違いを私の独断と偏見の感想を交えながら紹介させていただきます。

この記事で分かること
  • AG03とAG03MK2の違い
  • AG06とAG06MK2の違い
  • AG03MK2とAG06MK2の違い
  • どんな人におすすめか
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AG03とAG03MK2の違い

ではまずAG03とAG03MK2の違いを解説していきます。

純粋な進化点

AG03からAG03MK2の純粋な改善点は以下になります。

  • ミュートボタンの追加
  • AUX端子が4極に対応
  • USBがAからType=Cに変更
  • 電源供給が500mAから900mAへの変更

ミュートボタンの追加は完全に配信者向けの機能強化ですね。ありがたいです。
また、USB端子の変化によって、セルフパワーでの電力供給量も増加しています。これによりYamaha曰く音質の改善が見られたようです。

またAUX端子が4極に対応しました。これにより、通話中のスマートフォンとアナログ接続し、通話相手を配信に参加させる、といったようなことも出来るようになります。これも大きな変化ですね。

Androidとの4極接続はどうなの?

4極接続が出来たとしてもAndroidを接続してそのまま配信するのはお勧めしません。アナログ接続になり非常に音の解像度は悪いです。メイン配信に耐えうるものではないので、せいぜいclubhouseやTwitterのスペースなど、配信機材が使えない場面でおまけで使える程度と思っておいてください。

そして良い点だけでなく他にも変化があります、評価が分かれる変化点は次の項目でまとめました。

AG03からAG03MK2への変化点

AG03とAG03MK2での変化した点を箇条書きにしていきます。

  • プリアンプD-preの廃止
  • 音質調整ソフトの変更

D-preが廃止され別のプリアンプに替わっているようです。ちょっとマイナスな感じがしますが、音出しチェックをしたところ特に劣化はしておらず問題ありませんでした。

そして音質調整ソフトがAG CONTROLLERという新しいものに置き換わります。これによりPCからだけでなく、iPhoneと接続してリバーブやコンプレッサーの設定を細かく編集できるようになっています。

AG03MK2の総評

AG CONTROLLERの使用感やスマホ接続での音質次第で評価が変わる可能性はありますが、ミュートボタンの追加と基本的には値上げと言った印象です。
ただ、旧型はもう生産終了のため、よほど安くない限り旧型のAG03を中古で買うメリットも特にないでしょう。

AG06とAG06MK2の違い

続いて、AG06とAG06MK2の違いを解説していきます。

純粋な進化点

AG06MK2の純粋な改善点は以下です。

  • ミュートボタンの追加
  • AUX端子が4極に対応
  • USBがAからType=Cに変更
  • 電源供給が500mAから900mAへの変更
  • ファンタム電源が1つから2つへ増加

AG06はキャノン端子が2つあったのにファンタム電源が1つというよく分からない仕様でしたが、AG06MK2になってようやく追加され2つになりました。
それ以外の進化点と変化点はAG03・AG03MK2の違いに記載した内容と変わらないため省略いたします。

AG03・AG03MK2の違いまで戻る

AG03MK2とAG06MK2の違いと選び方

最後にAG03MK2とAG06MK2の違いどんな人にオススメかをまとめました。

AG03MK2とAG06MK2の違い

まず、AG03MK2とAG06MK2の違いを箇条書きにするとこんな感じです。

  • 本体の大きさ
  • 接続数の違い
  • AG06MK2にはファンタム電源が2つある

大きさは意外と重要です。配信環境にあったサイズであるかは意識しましょう。
ただどちらかというとファンタム電源の数と接続数の違いが大きいです。接続数などのスペックは旧AG03とAG06の比較記事でかなり細かく書いているので、そちらも参考にしてみてください。

AG03MK2がオススメな人

単独でのトーク配信

1人で配信するならAG03MK2でOKです。将来的に2名以上で配信する可能性がある場合はAG06MK2にしましょう。
配信向けオーディオインターフェイスとしては音質がやはり安定しているので音質重視の方にオススメです。

1人でピアノやアコースティックギターでの弾き語りをする


AG03MK2があれば歌用のマイク以外に、ピアノもギターもフォーン接続がLRで2本出来ます。弾き語りをするなら十分でしょう。
ギターやピアノの接続時の出力調整も一通りできるようになっています。

AG06MK2がオススメな人

コンデンサーマイクを2本使う

複数名配信や、弾き語りをマイク2本で集音したい場合はAG06MK2一択になります。ユニットやグループ、対面コラボなどを想定する方はAG06MK2を選んでおくと良いでしょう。

ただそこまで接続数を増やすなら、コンデンサーマイクを4本繋げる上、EQもコンプもつまみで操作できるMG10XUも選択肢に上がりますね。
MGは同じYamahaの製品ですが大きいのが難点です。持ち運びならやはりAGですね。

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エレキギター用のAMPシュミレーターを利用する

AGシリーズに搭載されているアンプシュミレーターを利用してエレキギターの演奏をする場合はAG06MK2が良いでしょう。理由としてはチャンネル2に「AMPスイッチのON/OFF」「MUTEスイッチ」があることですね。

AG03でもアンプシュミレーターは使えますが、チャンネル2をコントロールしづらく、ノイズが配信に乗ってしまうデメリットがあります。

まとめ

最後に商品リンクを貼っておきますね。まずはAG03MK2から。

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次いでAG03MK2のブラックです。(03/29段階ではAmazonではセット商品のリンクしかありませんでした)

サウンドハウスで見る


そしてAG06MK2のブラックです。

AG06MK2ブラックをサウンドハウスで見る


AG06MK2のホワイトはサウンドハウスにまだ在庫がありそうですね。

AG06MK2ホワイトをサウンドハウスで見る


ということで、今回はAG03MK2やAG06MK2の旧型からの進化点や違いを解説いたしました。基本的にコンデンサーマイクの使用本数で変わるかなといったところですね。ちなみに、発売次第レビュー記事を書く予定です!乞うご期待ください!
当ブログでは他にも配信機材について等の評価を記載しています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください。

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