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Android配信者なら知っておくべき『OTG接続』について解説

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こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツ
そして、機材についての初心者向けの解説などをまとめています。

Twitterで相談を受けた以下内容について検証していきます。

OTG接続ってなあに?Androidで配信機材を使いたいんだけど・・。

OK!簡単に解説していくね!

Androidで配信機材を利用するには避けては通れない知識『OTG接続』について。今回は配信者が機材を揃えるにあたって失敗しない、必須の知識に絞って解説していきます。
なお、筆者はAG03Newmal Xといった配信機材を実際にAndroidに接続して配信を行っているので、ただのまとめサイトの記事よりは信頼頂けるかと思います。

この記事で分かること
  • OTG接続の概要
  • Androidとオーディオインターフェイスを接続するための条件
  • 自分のAndroidスマホがOTG接続に対応しているか確認する方法
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OTG接続の概要


OTG接続とは『USB On The Go接続』の略称です。OTG接続の概要を一言でまとめると、PC以外の端末(Android等)でもUSB接続機器を動作させられるというものです。
例えば、USB接続のマウスや、USBメモリをAndroidスマホに接続して動作させることが出来るということですね。

普通に繋いだだけならできないの?

接続端子があっていてもOTG対応していなければ繋がらないよ!

USB接続は本来PCが親、その他機器(プリンタやマウス、スマホ等)が子として、親が子に対して指示を出せるような仕組みになっていました。
しかしPCを介さなくても『直接スマホからプリンターへ支持を出せたら便利』『スマホでマウスを使いたい』といったような要望が増えたため、開発されたのが、OTG接続という訳です。

AndroidとオーディオインターフェイスをOTG接続する条件

AndroidでオーディオインターフェイスとOTG接続をする必須条件は以下の三つです。

  1. スマホがOTG対応であること
  2. OTG対応USBケーブルで接続すること
  3. オーディオインターフェイスがAndroidのクラスコンプライアント対応であること

順番に条件のクリア方法を解説していきます。

自分のスマホがOTG対応かどうかを確認する方法

まず、自分のスマホがOTG対応かどうかを確認する方法ですが、GooglePlayストアにある
『Easy OTG Checker』という無料アプリを使うことで診断できます。

ちなみに、インストールして起動するだけで診断可能で、特に操作は不要です。

上の画像のように、チェックのマークがついてればOTG対応とわかるよ!

OTG対応ケーブルを利用する

OTG対応という記載があるUBSケーブルやUSBハブを利用して接続します。OTGに対応していない通常のUSBケーブルで接続しても認識しないので気を付けてください。

なお、私が実際に検証の際に利用しているOTGケーブルは以下の二つです。

↑まず一つ目はIFIオーディオというブランドの材質にこだわったオーディオ用変換アダプターです。純粋な OFHC 連続キャスト銅製で、材質にこだわっており、また編組ケーブルとセラミック仕上げによる耐久性の高さも魅力的です。

↑Amazonにあった充電接続も可能なOTGケーブル。タイプCの凹部分に充電器を差し込むことで給電できるようになっています。耐久性はちょっと難がありそうです。

上記2点はAG03、Newmal X、MG10XUなどで動作確認しておりますが、他にも利用できた情報などあれば、ぜひTwitter等で教えていただければ喜びます。随時、記事にまとめていきます。

オーディオインターフェイスがAndroidのクラスコンプライアント対応であること

クラスコンプライアント対応というのは簡単に説明すると、接続すればそのまま動く=ドライバーソフトが要らない機械ということです。

ドライバーソフトとは?

ドライバーソフトというのは機械を動かすための運転手のようなソフトのことを指します。PCやスマホを作成しているメーカーと、オーディオインターフェイスやプリンタなどを作成しているメーカーは別ですよね。そのため、PCやスマホ側ではプリンタ等への指示の出し方が分かません。動かすための運転手のような役割として、ドライバーソフト(アプリ)が必要になる場合が多いのです。

例えばプリンターを動かすために付属のCDからなにかインストール作業をしたことはありませんか。あれがドライバーソフトです。
そういったソフトを入れなくても接続すれば標準のソフトで動くのがクラスコンプライアント対応機ということですね。

そして、クラスコンプライアント対応かどうかはメーカ公表しているかどうか、になってきます。なのでオーディオインターフェイス等を購入する前に仕様を確認しましょう。

なお、Windowsにはクラスコンプライアント対応でもAndroidはクラスコンプライアント非対応というケースもあります。Winだけドライバーソフト不要というようなケースですね。そういった場合は使えないのでご注意ください。

どうすればいいの?

仕様に記載されてなければメーカ問い合わせが確実だけど・・口コミとかを確認するのもありだね。

メーカーへ確認するのが確実ですが、Androidは種類が多くメーカーも対応しているとなかなか言えなのが現状です。
なかにはスマホメーカー側で仕様上OTG接続をロックしている機種などもあるようです。

そういった場合、例えば当ブログのように実際に配信機材とAndroidスマホを接続してチェックしている記事を確認してみる、他の配信者に聞いてみるなどをして確認していきましょう。ただし、ネットの記事の中に実際にテストをしていない記事も多いので要注意です。

まとめ

今回はOTG接続に関して解説させていただきました。OTG接続でandroidで高品質な配信を目指していきましょう!

他にも配信者が覚えておきたい知識としてオーディオインターフェイスやミキサーに関する記事や、おすすめのコスパ機材などを紹介しているので他の記事も参考にしていってください。

以前書いたGo:mixerを利用した配信アプリ用記事↓
NewmalXでも代用が出来そうです。