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配信用マイク、AG01のレビュー。使い方や接続方法も解説

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AG01の使い方・接続方法

では、使い方と接続方法を画像付きで解説していきます。

前面の操作方法

上から見ていきます。マイクのミュートボタンはそのままです、マイクの音のみをOFFにします。
マイクの音量変更もそのままですね、音量が変えられます。
リバーブのON/OFFはボタン式で、リバーブ(カラオケのエコーのようなエフェクト)をON/OFF切り替えられます。
(ちなみに、リバーブOFFにした際は、ON時に入力されていた音の残響は残って発声される仕様です。エフェクトがぶつ切りにならずに使いやすいですね。)
歌唱時や、タイトルコールなどで使うと良いでしょう。
エフェクトの濃さなどを変更したい場合はスマホやPCと接続し、専用のソフト(AG Controller)で設定します。

USB接続の音量変更はUSB接続している機器からの音量をコントロールします。ループバック機能など、USB端末でBGMを流しているときなどに使います。
ヘッドホン用の音量変更もそのままですね。配信音量ではなく自分の聞くヘッドホンの音量を上げるものになります。

背面の操作方法

マイクのゲイン変更は3段階で変更できます。ゲインと言うのは音の増幅装置で、ベースとなる音量の目安です。表面のつまみで微調整、裏面のゲインで大まかな調整をします。音量が足りないときにはHIGHにしましょう。
ただ、音量を上げすぎると小さい音もより拾うようになるので、ノイズが発生しやすくなります。

STREAMING OUTは「USB接続先などに音をどこまで送るか」を決めるのに使います。MICだとマイクのみでAUX端子などからの音は入らなくなります。レコーディング時などに使います。INPUT MIXはAUX端子などに接続されている音なども入ります、配信時によく使います。LOOP BACKはUSB接続している機器が流している音を拾って、それもアウトプット(配信やヘッドホン)へ送ります。例えばiPhoneに接続して配信している際に、iPhoneが流している音楽も拾ってくれる感じですね。

LOOP BACKがないと配信端末で流している音は拾われないんだ

そう!だから『1台の端末で配信しながらBGMも流す』ってときにLOOP BACKを使うんだ!

画像の一番下にあるMIX MINUS MICはマイクの返しをなくすものです。マイクに入った音をヘッドホンに流さなくなります。利用例としては、歌配信で自分の声が大きすぎてオケが聞こえないという時などに使うものですね。あとは、スピーカーでモニタリングするときにマイクのハウリングを防ぐこともできます。

接続方法

次は接続方法です。接続端子はAG01の底面に全てまとまっています。

ヘッドホンの接続は3.5mmミニピンですね、イヤホンでも繋がります。電源の接続はType=Cで5 V DC, 900 mA以上のものを使用しましょう。USBの接続もType=Cで繋がります。配信したい端末(iPhoneやPC)と接続できます。
PCと接続するときは付属のUSB C to Aケーブルでそのまま接続できますが、iPhoneやiPadでライトニング端子の機器と接続する場合はUSBカメラアダプターを利用しましょう。以下にリンクを貼っておきます。(apple純正品が安全です)

4極接続の端子はTRRSケーブルを使用することでAndoroidなどのスマホと接続して、配信に音を送ることが出来ます。(アナログ接続なので音質はUSB接続より落ちます。)
私は以下のTRRSケーブルでテストしましたが問題なく利用できました。


AUXはBGM等を流すときに使う端子です。サブのスマホやタブレットなどでBGMやSEを送ったり管理するときにはここに接続しましょう。こちらもミニピンジャックですね。接続したい機器とオーディオミニピンジャックでつなげるコードを用意しましょう。

使用方法

大まかな使い方の流れは以下の通りです。

  1. 全ての音量をゼロにし、電源以外の接続機器を繋ぎます。
  2. 電源ケーブルを接続します。
  3. ヘッドホン音量を真ん中程度にし、発声しながらマイクの音量を上げて調節していきます。
    ※背面のマイクゲインはトークならHIGH(声の大きい人はMID)で始めるとよいでしょう。
  4. AUXも同じように調整します。配信での利用の場合は背面をINPUT MIXにしておきましょう。(配信端末でBGMも流す場合はLOOPBACKにします)
  5. MIX MINUS MICは好みで選択します。ミュートボタンやリバーブボタンは配信中に必要なタイミングで押して使います。配信前に聞いておきましょう

だいたいのイメージですね。音響機器は基本的に電源をON/OFFする際はボリュームを下げておきましょう、故障やトラブルの原因になります。
また、使用終了後は電源をぬいて湿気や水気の無い場所で保管しましょう。可能であれば湿度調整剤を入れてケースで保管しましょう。

■【故障】コンデンサーマイクが壊れやすい理由
(↑記事内のファンタム電源はAG01は関係ないので気にしないでください。)

■コンデンサーマイクのオススメ保管方法を3種類解説

次のページでは、AG01はどんな人におススメかAG01注意点は何かを解説していきます。