こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツなどについてまとめています。
最近はブログや副業についても記載し始めました。
先日、知り合いからこのような質問を受けました。

治験ってどうして報酬が出るの?私でも受けれる?

OK!じゃあ今回は治験について解説していくね!
今回は治験ボランティアについて細かく解説していきます。治験ボランティアについて詳しく知らない方に、その仕組みとなぜ報酬が支払われるか、その相場も含め解説していきます。
- 治験とは
- 治験で報酬がもらえる仕組み
- 治験の危険性は?
- どんな人が受けられる?
治験とは

まずは治験とは何かを簡単に解説していきます。
治験が行われる理由
治験は、新薬を販売する前に、効果・副作用をチェックするために行われます。治験ボランティアは、その新薬やサプリメントなどを実際に使って、効果・副作用をチェックします。

副作用のチェック・・それって大丈夫!?

安全性のチェックはかなり行っているけど、当然リスクはあるよ!
副作用のチェックと聞いて怖い印象を持つ方も多いと思いますが、治験は長い歳月をかけて研究されたお薬と、国によって厳しく定められたルールのもとで行われています。そして、動物に投与してある程度安全であることが分かっているものが、治験に用いられます。人間に有害、もしくは悪影響を与える可能性があるとわかっている薬が投与されることはありません。
また治験を実施する医療機関には、ボランティアに対して薬の詳しい説明を行う義務があり、説明を受けた上で、参加するかどうかを決めることができます。
なぜ報酬が出る?
まず、治験ボランティアで得られる報酬は負担軽減費と呼ばれていて、バイトのような給与ではありません。
治験ボランティアという名の通り、ボランティアで行うものですが、治験に参加するには実施する場所へ行く交通費や、参加の為に仕事等を休んだり、時間とお金がかかりますよね。
そのため、ボランティアに参加する金銭的や時間に対する負担の軽減費用、「負担軽減費」である、という考え方なのです。
治験の種類と相場

治験の種類と相場を見ていきましょう。
通院タイプ
通院タイプは、指定の場所で採血や検診を行います。終日拘束されるわけではないので気軽に行えます。
拘束時間が短い分、1回の通院ごとに7000円前後と入院タイプの治験よりは安めです。また、時期を分けて何回か通院するということが多いでしょう。働きながら気楽に出来るのがこのタイプです。
入院タイプ
入院タイプは指定の日数を入院して採血検査等を行います。こちらは、丸1日以上拘束されるので、1泊あたり1.5~3万円ほどの負担軽減費が相場です。
入院日数は案件によって異なり、1カ月近く入院する治験も中にはあります。そういった案件の場合は30~60万円程の負担軽減費が提示されていることが多いですね。
また、入院と通院のミックスで長期で検査を行うようなものもありますので、応募する際には内容を良くチェックしておきましょう。

え!?そんなに貰えるの!?

案件によるから、登録してチェックしておくとよいよ!
案件は登録後にチェックできることがほとんどです、登録に費用は掛からないので興味がある方は登録しておきましょう。
治験の危険性は?選び方を解説

治験は安全性を十分確認してから行いますが、当然リスクもあります。
死亡事故の例
治験は最近でも死亡事故はあります。2006年にイギリス、2016年にはフランス、2019年にはなんと日本でも、死亡事故が発生しています。
イギリスフランスは投与後に体調悪化し死亡してしまい、日本の事例の場合は、てんかん治療薬を投与され退院した被験者が幻覚症状などを訴えた後、経過観察となった中、電柱から飛び降りてなくなったというケースでした。
どれも、動物実験の後、ヒトに初めて投与される場合のケースでした。このヒトへの最初の投与はフェイズ1と呼ばれています。
この安全性を確認したうえでフェイズ2に移行するため、フェイズ2以降の方がリスクが少ないとも言えます。ただ、フェイズは治験の安全性を提示するためのレベル分けではありませんが、治験の安全性が心配な方は、安全性を判断する一要素として覚えておきましょう。
安全な治験の選び方
必ずしも安全とは言い切れませんが、フェイズ2以降のものを選ぶのが良いでしょう。
フェイズ2以降は基本的に症状が出ている人が集められます。例えば「花粉症」「メタボ」「ニキビ」などといった症状がある人のみが募集を受けれるものです。なので募集条件を確認し、「何かしら症状がある人の募集」で「自分が該当する」案件を選ぶようにすればリスクは減らせます。
実際に案件が知りたい方は治験ボランティア向けのサイトからチェックしてみましょう。
治験はどんな人が受けれるか

治験参加時に健康診断を受け、参加可能かどうかをチェックします。この健康診断で参加不可能となった場合も健康診断をするだけでも負担軽減費を受け取れることがほとんどです。
参加できない人
参加できない条件としては以下のような方が該当します。
- 各治験ごとの条件に該当していない方
- 健康診断の結果が基準を満たしていない方
- 生まれつきのご病気や先天性の障害のある方
- 現在通院治療中の病気やケガがある方
- タトゥーのある方(※大きさや場所にもよります)
- 身分や現住所を証明できるものをお持ちでない方
- 生活保護を受給されている方
- 前回の治験を受けてすぐの方
現在通院治療中の方や、先天性の障害がある方は受けることができません。該当しない方もまずは健康診断をしてチェックを受けることになります。
また、治験には休薬期間(次の治験に参加できるまでの期間)が決められており、 3~4 ヶ月間程度は次の治験に参加できません。
なので、治験を複数うけて負担軽減費を多く貰おうと考える場合は1回あたりの負担軽減費が多いものを選ぶほうが良いかもしれませんね。
どんな人におススメ?

最後にどんな人にオススメかを考えてみます。
失業中・休業中でお金が必要な人
失業や休業でお金がない人は逆に時間的な余裕は多くあります。その際は長めの入院試験を受けてまとまったお金を得るということが簡単にできるので治験が向いているでしょう。
特にコロナ化で失業したり仕事が減っている人などで治験を行っている人も多いようです。
バイトができない副業禁止のサラリーマン
治験はバイトではないので副業には当たらないというのが基本的な考え方です。※もちろん、治験も禁止しているというケースも会社によってはあるかもしれませんので実際に通院・入院前には確認はしておきましょう。
僅かでも収入を増やしたい方におすすめです。
ブロガーやYoutuber等
スマホや在宅で仕事が完結する人やフリーランスの場合は時間的に都合が付けやすく通院しやすいです。
また、入院タイプの場合も、スマホや本は閲覧できるのでネタ作りの時間にあてれますし、治験自体がそもそも話のネタになるので親和性が高いと言えます。

確かに!一度はやってみてもいいかも!

うんうん!興味があったら登録してみよう!
まとめ
今回は治験ボランティアについて解説させていただきました。興味がある方や時間がある人は登録をして内容を確認してみましょう。自分にちょうどいい案件があるかもしれません。
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