こんにちは、さにれたです。
このブログではライブ配信のコツや始め方、音楽活動のコツなどについてまとめています。
Twitterで質問があった以下の質問に答えていきます。

オリジナル曲が出来たんだけど、ネットでリリースするのは事務所とかはいらないとダメ?

個人でも簡単にリリース出来るサービスがあるから、今回はそれを紹介するね
配信や音楽活動をしている方の中にはオリジナルの音源を持っている方も多いと思います。今回は誰でも簡単にオリジナル曲をAppleMusicやSpotify、LINE Musicなどにリリースして収益を上げる方法を解説していきます。
※ちなみに管理人も実際に「ステラカラア」というバンドで音楽を20曲ほどリリースしております。
- 個人でオリジナル曲をサブスクサービスで配信する方法
- 1曲あたりのおおまかな利益・収益額
オリジナル曲をサブスク配信する方法

少し前までは、楽曲をリリースするためには事務所への所属などが必要でした。
しかし、最近ではDTMの普及でオリジナル曲を個人で製作したり、あるいはネットで依頼して製作するケースも多いですよね。(こちらの記事でオリジナル曲の依頼の仕方を記載しています)
そのため個人向けに、各種音楽サービスへ音楽配信を代行するサービスが発展しています。
費用はサービスごとに異なりますが、
- 曲数ごとに手数料を払うことで配信、収益の100%還元
- 手数料は安い(もしくは無い)が、売れた収益から何割かを手数料としてひかれる
と、2種類の形態に分かれます。
どちらも、個人で利用できるので、『音楽活動している』または『配信者だけど音楽をリリースしたい』
といった方には利用価値の高いサービスです。
代行を依頼するとサービスによって多少異なりますが、大手サービスのamazon music、Apple Music、AWA、dヒッツ、kkbox、LINE MUSIC、Spotify、TikTok、TOWER RECORDS、うたパス、Youtube Musicなどのサブスクリプションサービスはもちろん、
ダウンロード販売でamazon music、dミュージック、iTunes Store、レコチョクなどにリリースが出来るようになります。
おすすめの『音楽配信代行サービス』3選

オリジナル曲の音楽配信、リリースを検討している方向けにおすすめのサイトを紹介していきます。
Tune Core Japan
Tune Core Japanは昔からある音楽配信代行サービスで、リリースする曲数ごとに費用が掛かる代わりに、売り上げが100%還元されるのが特徴です。具体的な費用は以下です。
- シングルの場合、1年間1551円
- アルバムの場合、1年間5225円

結構費用がかかるね・・!

そうだね!年間更新だからお試しで1年やるならいいかな?
TuneCoreJapanを利用するならスマッシュヒットが出来る自信がある場合です。売り上げの100%還元なのはバズが発生したときに大きな差になります。
また、あまりないケースですが期間限定ユニットなど、音楽配信を1年だけ限定で行うような状況で大きく収益を上げたい場合には良いでしょう。
※ちなみに以下バナーからTuneCoreに登録すると、初回のシングル配信1年が50%OFFになるクーポンがもらえます。

Tower Croud
Tower Croudは登録料・利用料0円で売り上げの80%還元のサービスです。利用料が無料のサービスの中では還元率が高く、とりあえず始めてみようという方にオススメです。
また、タワーレコード系列のため、目に留まればタワーレコードでのCD販売やプロモーション支援などあなたのアーティスト活動をサポートしてくれる可能性もあります。
ただ、サービス開始以降、還元率が細かく変動しているので、今後還元率が変わるリスクがあります。また、原則として登録後の楽曲の配信停止ができないと規約に記載されているので、そのあたりは利用料が無料のためと割り切るしかないかもしれません。
narasu
narasuは株式会社ローディアムが運営する音楽代行サービスで、90%還元で、利用料はどれだけ曲を登録しても月額660円なので、曲を沢山リリースして費用を抑えて音楽で当てたいという方にオススメのサービスです。
また、以前は対応していなかったものの、現在ではハイレゾ音源の登録に対応し、歌詞登録もできるようになり、十分選択肢に入るサービスとなりました。
また、現在は3か月無料キャンペーンがあり、その期間に解約したら解約料もかからないためお試しで登録してみるのもありです。

なるべく大きなヒットを狙いに行き、なおかつ沢山リリースする場合にオススメです。
また、更新費の必要がない払いきりプランもあり、長く配信するならTuneCoreよりもお得です。
詳細なプランは以下ののnarasuの特徴を解説した記事で記載しています。
1曲あたりの収益額

最後に、音楽配信した場合の収益の概算を解説していきます。
DL販売の場合の収益
DL販売で売れた場合は各ストア(AppleStore等)に売り上げの大体40-50%が引かれます。例えば1曲200円で販売した場合100~120円といった具合ですね。10曲のアルバムを2000円で売って1100円前後です。
そこから利用している音楽配信代行サービスの手数料がひかれます。(例:Tower Croudなら20%引かれます。)
サブスクリプションも流行っていますが、DLして聞くという方もまだまだ多くいるので大体このぐらいと覚えておきましょう。
サブスクリプション(月額制サービス)で再生された場合の収益
サブスクリプション(月額サービス)の場合は聴き放題なので計算は難しいですが、AppleMusicでは、おおよそ1再生当たり0.01~0.02円がアーティストに入ると言われています。
そこから、利用している音楽配信代行サービスごとの手数料もひかれるので、収益的にはよほど人気でないと利益は出ません。

サブスクの場合は沢山再生されてもお金にはなりにくいんだね・・!

そうだね!でもリリースしていること自体が大事な場合もあるよ!
アーティストとして本格的に活動したい場合は、宣伝できる媒体が多く必要です。そのため、多少コスパが悪くても、活動力をアピールしたり宣伝するためにコンスタントにリリースした方が良いでしょう。
「各種音楽サービスで音源がリリースされてる」っていうだけで、知らない人からでも「しっかりと活動している」と見てもらえますし、興味を持って聞いてもらえる可能性もあります。聴いてもらった後は楽曲や歌唱の魅力次第ですね。
また、配信者として音楽活動を少しするだけ、といった場合はCDなど物理媒体を制作することも選択肢です。
その場合は、オリジナルグッズとして、BASEやBoothといったサイトを使って販売すると、結果的に手数料が少なく、なおかつグッズとしてCDが貰えるのでファンも喜ぶでしょう。
さて、まとめです。
まとめ
- 大きく売れる可能性がある or 期間限定や1曲のみの活動→TuneCore
- 売れる可能性不明でとりあえず費用無しでリリースしたい→Tower Cloud
- 沢山曲を出して、一発当てる可能性もみつつ費用は抑えたい→narasu
今回はオリジナル曲の配信方法を解説させていただきました。音楽活動者はもちろん、配信者の中でも音楽リリースをしたい場合は参考にしてみてください。

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